最近どんなお店で焼肉食べてますか？
「街焼肉」とは「町中華」と同じく、レトロで店主のキャラクターがダイレクトに反映されているのが特徴的なお店のこと。
壁が琥珀色に輝いている、地域に根づいたお店である、格好をつけない旨さがある…などの定義があり、独特の魅力にあふれています。

「レトロ」「ノスタルジー」「気取らない」「大衆的」…そんな言葉がよく似合う、とってもディープな大阪流「街焼肉」の名店を、たっぷりとご紹介していきます！

鶴橋駅から徒歩3分。
「これぞ鶴橋流の”街焼肉”！」と呼びたくなるような焼肉店が『空 鶴橋本店』です。

そんな鶴橋の下町感満点の路地裏にある『空』は、1皿の量が少なめなのが特徴。
気になるメニューを気軽に注文できるのは嬉しいですね。

そして、オーダーしたメニューは「仕事のデキる大阪人！」な貫禄を感じる店員さんが、テキパキと運んできてくれます。
まさに「早い！安い！旨い！」の言葉が似合う一軒。

ワイワイ、ガヤガヤとした大衆的な「街焼肉」然とした魅力的な雰囲気に溢れたお店なので、鶴橋流のムードを体感したい方におすすめですよ！

鶴橋駅から徒歩8分の場所に店を構える『新楽井』。
『新楽井』は、七輪と炭火で焼く昔ながらのスタイルで焼肉をいただけることはもちろん、「桜ユッケ」、「生センマイ」などのメニューがたっぷりと楽しめるのが魅力的なお店です。

一般的なお肉料理の一人前は一皿100g程度と言われていますが、『新楽井』の「桜ユッケ」などのメニューは1人前200gとボリュームたっぷり。
生肉メニュー好きにはぜひとも訪れてほしいお店なんです！

そして、『新楽井』の他の魅力は、ちょっとユニーク。

昔ながらの七輪焼肉は、炭火の香ばしい香りをまとったお肉をいただけるのが良いところですが、換気が追いつかないと煙でけむたくなってしまうのがネック。

そこで、『新楽井』は無料でゴーグルをレンタルするサービスを始めました。
ゴーグルを着けて焼肉を楽しむその姿は、「おもろい！」とSNSや地元の人の間でも評判に。

下町の趣あるユーモアを感じたい方にはぜひおすすめしたいお店です。

JR天王寺北口から徒歩1分。
『つるや』は天王寺・阪和商店街内の路地裏に佇む、「ザ・昭和な雰囲気がいい！」と話題のお店です。

甘辛いタレを絡めた、程よく脂の乗ったぶ厚いお肉を香ばしく焼いていただきます！

席は1階は8人ほど座れるカウンター席のみ、2階は宴会用のコンパクトな座敷のスペースで、小ぢんまりとした落ち着く空間は地元の人に愛され続けています。
天王寺ならではの、大阪の温かい下町の空気を味わいたいときにオススメですよ。

新今宮駅前駅から徒歩5分。
通天閣のお膝元、ディープスポットである「新世界」のど真ん中に店を構える焼肉店が『原軒』です。
同店のトレードマークは、たなびく赤いのれんや旗。
「街焼肉」の大衆的な魅力を感じさせる趣に、入店前から期待に胸が高鳴りますね。

お肉に絡めてあるタレは甘辛くコクがあり、尚且つさっぱりとした後味なのでお肉ともホルモンとも相性ばっちり。
大阪のディープな空気とともにおいしい焼肉を楽しみたいなら、ぜひ訪れてみてくださいね！

東大阪市・長瀬駅から徒歩3分の『杉ホルモン（焼肉杉）』。
こちらのお店でぜひ注目してほしいのが、なんといっても年季の入った店内の壁!!
毎日まいにち、店内をモクモクと満たす焼肉の煙で燻された壁は立派な琥珀色。

こんなに貫禄のある「壁」を見られる機会はなかなか無いのではないでしょうか？

『杉ホルモン』を訪れたなら、ぜひ「定食」を軸に食べ進めてみてください！
「焼肉(ダブル)定食」は、たっぷり2人前のお肉、キムチ、ライス、ワカメスープが付いて1,000円以下。
大ボリュームの内容でこのお値段は嬉しいですよね。

単品のお肉メニューも豊富なので、焼肉大好き！な方はぜひ追加オーダーもしてみてくださいね！

難波駅から徒歩3分。
大阪・ミナミの「街焼肉」といえばココ！なお店が『多平』です。

テレビや雑誌など、さまざまなメディアから紹介されたほどの名店である『多平』。
お肉は卓上のガス火コンロで焼くスタイルです。

お店のご主人も陽気な方で、毎日でも気軽に訪れてしまいそうなフランクさが人気の秘訣です。
これぞミナミの地に根付いた「街焼肉」。
ぜひ注目していただきたい一軒ですよ！

大阪でぜひ行っていただきたい「街焼肉」のお店をご紹介しました。
鶴橋・天王寺・新世界などディープな大阪の空気感を楽しめるお店もたくさん。
「街焼肉」が気になる！という方はぜひ参考にしてみてくださいね！

favy編集部では「街焼肉」について特集しています！
レトロな良さ、気取らないウマさ…その奥深い魅力を知りに、「街焼肉」の世界へぜひ飛び込んでみてください！