更新日:
2019年07月15日
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渋谷にキュートでパワフルなエスニック酒場「ARALE」がオープン
7月8日、渋谷桜丘町に「ARALE(アラレ)」がオープンした。池袋の大繁盛店「アガリコ」(運営:bigbelly)で敏腕店長として活躍してきた“あっちゃん”こと飯泉温子氏による独立店舗だ。同い年のパートナー、島田佐智氏との息ピッタリの女性コンビで、キュートでパワフルなエスニック酒場を作り上げている。
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「アガリコ」創業メンバーとして活躍、7年間で多くを学び独立へ
幼い頃から自分の店を出すことが夢だったという飯泉氏。調理師専門学校を卒業後は西麻布のフレンチレストランへ。その後、カジュアルな店でより実践的な経験を積みたいと、グローバルダイニングの「モンスーンカフェ」へ入店した。そこで、後に池袋の大繁盛店「アガリコ」を創業する大林芳彰氏と出会い、2011年、大林氏が「アガリコ」の立ち上げの際、飯泉氏も創業メンバーとして参画した。
飯泉氏は1年後に店長に就任し、その卓越した仕事ぶりや明るい人柄から「アガリコ」の敏腕店長“あっちゃん”として、常連客や飲食仲間から慕われる存在に。後には統括として会社全体の店舗のマネジメントに携わったり、大林氏が請け負うプロデュース業の補助として店づくりを学んだりと、経験を積んでいった。そして「アガリコ」創業から7年後の2018年11月にbigbellyを退職。「本当はもっと早く独立するつもりでしたが、『アガリコ』が大好きで。たくさんのことを学びました」と笑う飯泉氏。満を持して独立へと舵を切った。
飯泉氏は1年後に店長に就任し、その卓越した仕事ぶりや明るい人柄から「アガリコ」の敏腕店長“あっちゃん”として、常連客や飲食仲間から慕われる存在に。後には統括として会社全体の店舗のマネジメントに携わったり、大林氏が請け負うプロデュース業の補助として店づくりを学んだりと、経験を積んでいった。そして「アガリコ」創業から7年後の2018年11月にbigbellyを退職。「本当はもっと早く独立するつもりでしたが、『アガリコ』が大好きで。たくさんのことを学びました」と笑う飯泉氏。満を持して独立へと舵を切った。

渋谷・桜丘町エリアの新築ビル1階に立地。やや奥まった入口だが、ピンクに光るネオンが存在感を放つ
7坪でも9坪でもない、“8坪”にこだわり都内全域で探し続けた物件
物件はbigbelly勤務時代から1年にわたって探し続けていたという。「私が長く勤務していた『アガリコ池袋本店』は、ディープなホテル街に立地。そのイメージに重ねて、同じく怪しげな雰囲気のある渋谷の道玄坂や円山町周辺を見ていました。ですが、借りられそうな物件はなかなか見つかりませんでした」と飯泉氏は振り返る。そんなとき、ヒントとなったのが人気ワイン酒場「ヴィノシティ」を展開する藤森 真氏の一言だったという。「興味ない物件もまずは見て、物件を見る目を養うこと、とアドバイスをもらいました。藤森さん自身も創業時は100軒以上の物件を見たそうで、渋谷以外にも範囲を広げることにしました」と飯泉氏。
加えて飯泉氏が物件探しでこだわっていたのは、“8坪”という広さだ。「スタッフ2人で営業するにあたり、7坪は持て余すし、9坪では満足いくサービスを提供できない。理想とする接客を提供するのに最適な広さは8坪。これまでの経験から、それは絶対に決めていました」と飯泉氏。
物件は渋谷以外にも神田や門前仲町、果ては千葉まで広範囲にわたって内覧を繰り返し、最終的に決めたのが、渋谷の閑静な住宅街、桜が丘エリアの新築ビル1階だ。「キレイな長方形でレイアウトがしやすいハコ。見たときにパッと店の絵が浮かんだんです」と話す。大きさはもちろん8坪だ。
加えて飯泉氏が物件探しでこだわっていたのは、“8坪”という広さだ。「スタッフ2人で営業するにあたり、7坪は持て余すし、9坪では満足いくサービスを提供できない。理想とする接客を提供するのに最適な広さは8坪。これまでの経験から、それは絶対に決めていました」と飯泉氏。
物件は渋谷以外にも神田や門前仲町、果ては千葉まで広範囲にわたって内覧を繰り返し、最終的に決めたのが、渋谷の閑静な住宅街、桜が丘エリアの新築ビル1階だ。「キレイな長方形でレイアウトがしやすいハコ。見たときにパッと店の絵が浮かんだんです」と話す。大きさはもちろん8坪だ。

「理想とする接客を行うのに最適な広さ」という8坪にこだわり探した物件。お客一人ひとりに目が届くレイアウトで、「アガリコ」で培った接客力を生かしたサービスを最大限に提供
自家製にこだわるエスニック料理と、それらに合う酒を自ら厳選
当初は渋谷道玄坂の客層を考え単価3000円程度の店を思い描いていたが、閑静で落ち着いたエリアの桜丘町のマーケットに合わせて4500円に再設定。これまでの経験で培ってきたアジアン・エスニック料理を中心とした酒場を目指した。
フードは自家製素材を多く取り入れた、タイやベトナムなどの料理を日替わりで用意。「パクチーと桃の夏サラダ」(820円)、「パパイヤのラペ」(450円)、「豚肉とハーブのスパイシーARALEのラープ」(680円)などのサラダや軽いつまみ13品から、肉・魚のメイン料理は「ちょーやわらかっっ!鶏のカオマンガイ2種のソース」(ハーフ650円、フル1200円)、「自家製タイのエキゾチックさつまあげ」(800円)など5品、〆には「パクチーズ卵黄ごはん」(350円)などのごはん・麺類が4品、デザートも「ジャスミンブリュレ」「ブラマンジェCOCOナッツ」(各500円)など6品と充実だ。
フードは自家製素材を多く取り入れた、タイやベトナムなどの料理を日替わりで用意。「パクチーと桃の夏サラダ」(820円)、「パパイヤのラペ」(450円)、「豚肉とハーブのスパイシーARALEのラープ」(680円)などのサラダや軽いつまみ13品から、肉・魚のメイン料理は「ちょーやわらかっっ!鶏のカオマンガイ2種のソース」(ハーフ650円、フル1200円)、「自家製タイのエキゾチックさつまあげ」(800円)など5品、〆には「パクチーズ卵黄ごはん」(350円)などのごはん・麺類が4品、デザートも「ジャスミンブリュレ」「ブラマンジェCOCOナッツ」(各500円)など6品と充実だ。

「豚肉とハーブのスパイシーARALEのラープ」。エスニック・アジアンテイストの料理が揃う
ドリンクはビール、ハイボール、チューハイ、カクテル、ワイン、日本酒、焼酎、紹興酒まで幅広い品ぞろえ。グレナデンシロップとバタフライピーを、赤色と青色の2層に注いだグラスにレモンを絞って色の変化を楽しむ「ALAREハイ」(500円)がイチオシ。とくに日本酒や焼酎は、2年前から飲食店オーナー仲間と定期的に実施している酒蔵巡りで、飯泉氏自身が見て選んだ酒にこだわり揃えている。

グレナデンシロップとバタフライピーで店のイメージカラーを表現した「ALAREハイ」が看板ドリンク
気の置けない友人と2人で創業、“強い女”を目指して!
開業にあたっては「アガリコ」時代の仲間、島田佐智氏が参画。34歳の同い年で共通点の多い2人は息ピッタリのコンビだ。“強い女になりたい”との思いを込めて、人気漫画のキャラクターから「ARALE(アラレ)」と命名した。キャラクターのイメージから店内は紫とピンクを基調としたデザインに。ポップで女性好みでありつつも可愛すぎず、ターゲットは絞らず「老若男女」と定め、多くの人が集う酒場を目指す。
今後については「まずはこの店をしっかりと確立することから。店舗展開はしたいですが、とくに何年後に何店舗、など期限は決めていません。それよりも人ありき。スタッフのやりたいことを叶える形で出店ができれば」と話す。
(取材=大関 まなみ)
今後については「まずはこの店をしっかりと確立することから。店舗展開はしたいですが、とくに何年後に何店舗、など期限は決めていません。それよりも人ありき。スタッフのやりたいことを叶える形で出店ができれば」と話す。
(取材=大関 まなみ)

写真右から、オーナーの飯泉温子氏と、立ち上げメンバーの島田佐智氏。ともに34歳で左利きと共通点の多い2人。阿吽の呼吸で店を盛り上げる
【店舗情報】
店名:ARALE(アラレ)
住所:東京都渋谷区鶯谷町7-12 Gran Duo渋谷1F
アクセス:渋谷駅から徒歩5分
電話:03-6455-2378
営業時間:【火~土】17:00~27:00【日】16:00~24:00
定休日:月曜
坪数客数:8坪15席
客単価:4500円
オープン日:2019年7月8日
店名:ARALE(アラレ)
住所:東京都渋谷区鶯谷町7-12 Gran Duo渋谷1F
アクセス:渋谷駅から徒歩5分
電話:03-6455-2378
営業時間:【火~土】17:00~27:00【日】16:00~24:00
定休日:月曜
坪数客数:8坪15席
客単価:4500円
オープン日:2019年7月8日
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