更新日:
2020年11月28日
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赤坂『レストラン アミーゴ』で肉食の国・パラグアイの肉汁滴る骨付きステーキを満喫した
赤坂の『レストラン アミーゴ』は肉汁が滴るような南米の肉食文化を満喫できるパラグアイ料理専門店。肉好きなら名物の「アサード」は必食です!——日本の日常に溶け込んだ異国の料理店を訪ねる連載『辺境食堂』です。(2020年2月10日公開)
- 熊崎敬
- サッカーを中心に取材、執筆を続けるスポーツラ...
肉食の国パラグアイの本気の「肉愛」を味わえる赤坂『レストラン アミーゴ』
世界に広がる焼肉文化。私も外国に行くたびに、その土地ならではの焼肉を味わってきた。
とりわけ“焼肉指数”が高いのが南米大陸。
「アサード」と呼ばれる南米風バーベキューが、人々の日常生活に根づいている。
久々にアサードを食べたくなった私は、東京・赤坂のパラグアイ料理店『レストラン アミーゴ』に足を運んだ。
アミーゴとは、言うまでもなくスペイン語で「友だち」の意。
とりわけ“焼肉指数”が高いのが南米大陸。
「アサード」と呼ばれる南米風バーベキューが、人々の日常生活に根づいている。
久々にアサードを食べたくなった私は、東京・赤坂のパラグアイ料理店『レストラン アミーゴ』に足を運んだ。
アミーゴとは、言うまでもなくスペイン語で「友だち」の意。
▲厨房の一角に鎮座する炭火焼きのグリル
パラグアイ出身の女将ルイサさんにアサードを頼むと、やがてとてつもなく分厚い肉の塊がドンと出てきた。
凝縮された肉の旨味を岩塩でシンプルに味わう
▲「アサード」(1人分1,800円・税抜)
これが炭火で焼いた、牛肉の骨付きリブロース。パラグアイ人が愛してやまない、野性味あふれる逸品だ。
豪快にナイフを入れると、鮮やかな赤身から早くも肉汁があふれだした。見ているだけでもたまらないが、ひと口食べてガツン!ときた。
余分な脂が網から落ちて、凝縮された肉そのものの旨味に圧倒される。噛むたびに、ジューシーな肉汁がほとばしる。
アサードは、岩塩のシンプルな味付けが基本。岩塩と肉汁の相性もまた素晴らしい。
豪快にナイフを入れると、鮮やかな赤身から早くも肉汁があふれだした。見ているだけでもたまらないが、ひと口食べてガツン!ときた。
余分な脂が網から落ちて、凝縮された肉そのものの旨味に圧倒される。噛むたびに、ジューシーな肉汁がほとばしる。
アサードは、岩塩のシンプルな味付けが基本。岩塩と肉汁の相性もまた素晴らしい。
岩塩と並ぶ、“アサードの友”がもうひとつある。「チミチュリ」という名のピリ辛ソースだ。
チミチュリは、ニンニクや唐辛子、タマネギをオリーブオイルと酢と塩で和えたもの。ルイサさんによると、国や地域、家庭によって味付けが異なるらしい。
「アルゼンチンはパセリも入れるけど、パラグアイは唐辛子とタマネギだけ。ソースも酢が多めね。年中蒸し暑い内陸国だから、すっぱいくらいがちょうどいいの」
ルイサさんお手製のチミチュリをつけると、アサードは驚くほどさっぱりした味わいになった。
チミチュリは、ニンニクや唐辛子、タマネギをオリーブオイルと酢と塩で和えたもの。ルイサさんによると、国や地域、家庭によって味付けが異なるらしい。
「アルゼンチンはパセリも入れるけど、パラグアイは唐辛子とタマネギだけ。ソースも酢が多めね。年中蒸し暑い内陸国だから、すっぱいくらいがちょうどいいの」
ルイサさんお手製のチミチュリをつけると、アサードは驚くほどさっぱりした味わいになった。
肉塊と相性抜群の豆サラダ
▲「豆サラダ」700円(税抜)
取材であることも忘れて、夢中でアサードと格闘する私に、ルイサさんは「それならこちらも」と言って「豆サラダ」を勧めてくれた。
「アサードは南米のほとんどの国で食べられていますが、パラグアイ人は必ずこれと一緒に食べるんですよ」
見た目はよくある野菜サラダ。しかし、ふんだんに盛りつけられた大豆の食感がいい。サクサクでさっぱり。豆サラダの投入をきっかけに、肉がますます止まらなくなる。
出てきたときには、そのサイズ感に圧倒されたアサードだが、気がつけば完食。肉そのものの味を心ゆくまで堪能した、幸せな午後となった。
「アサードは南米のほとんどの国で食べられていますが、パラグアイ人は必ずこれと一緒に食べるんですよ」
見た目はよくある野菜サラダ。しかし、ふんだんに盛りつけられた大豆の食感がいい。サクサクでさっぱり。豆サラダの投入をきっかけに、肉がますます止まらなくなる。
出てきたときには、そのサイズ感に圧倒されたアサードだが、気がつけば完食。肉そのものの味を心ゆくまで堪能した、幸せな午後となった。
アサードのあとはコーヒータイム。ルイサさんと世間話をしていると、彼女の興味深い足跡が次第に明らかになった。
来日して初めて経営したのは宇都宮の韓国料理店!?
ルイサさんが来日したのは、いまから15年前。それは南米の魅力にはまってパラグアイに移住した、韓国人男性リンさんとの結婚がきっかけだった。
ふたりは首都アスンシオンで、生演奏も楽しめるレストランを開店。店はすぐに評判になった。しかし、いいときは長く続かない。宇都宮に住むリンさんの母が体調を崩したため、ふたりで日本に渡ることになったのだ。
住み慣れたパラグアイを離れて、言葉も文化もすべてが異なる日本へ。それはリンさんにとって大きな冒険だったが、日本に馴染むまでさほど時間はかからなかった。それはどこでも暮らしていける、たくましい夫リンさんの存在が大きい。
ふたりは首都アスンシオンで、生演奏も楽しめるレストランを開店。店はすぐに評判になった。しかし、いいときは長く続かない。宇都宮に住むリンさんの母が体調を崩したため、ふたりで日本に渡ることになったのだ。
住み慣れたパラグアイを離れて、言葉も文化もすべてが異なる日本へ。それはリンさんにとって大きな冒険だったが、日本に馴染むまでさほど時間はかからなかった。それはどこでも暮らしていける、たくましい夫リンさんの存在が大きい。
パラグアイ料理が味わえるのは、東京都内でもここだけ [PR]
やがてふたりは、宇都宮で屋台を始めた。店の名は韓国語で「友だち」を意味する「チング」。韓国料理をメインに、南米の軽食も味わえる“ハイブリッド”な屋台は、日韓はもちろん、近隣の南米出身者も集う街の名物となった。
地元で愛された「チング」は、惜しまれながら2015年に店をたたむことになった。「東京やったら、絶対に流行るよ」という常連たちの声に後押しされ、ふたりは縁もゆかりもない東京に店を出すことになったのだ。
リンさんはすでに還暦を過ぎていたが、「イケると思えば迷わず跳ぶ」いつもの調子で東京に乗り込み、繁華街・赤坂に店を出した。
地元で愛された「チング」は、惜しまれながら2015年に店をたたむことになった。「東京やったら、絶対に流行るよ」という常連たちの声に後押しされ、ふたりは縁もゆかりもない東京に店を出すことになったのだ。
リンさんはすでに還暦を過ぎていたが、「イケると思えば迷わず跳ぶ」いつもの調子で東京に乗り込み、繁華街・赤坂に店を出した。
宇都宮では韓国メイン、パラグアイがサブだったが、東京ではメインとサブが入れ替わり、妻ルイサさんが自慢のパラグアイ料理を振る舞う店となった。店の名も『アミーゴ』に。こちらはパラグアイで話されるスペイン語で、意味はもちろん「友だち」だ。
都内唯一のパラグアイ・レストランは、その珍しさもあって徐々にファンを増やしている。『アミーゴ』を訪れるお客さんの多くが注文するのは、ルイサさん自慢のアサード。駐日大使も「世界一」と大絶賛する絶品の肉は、日本人の舌も大いにうならせているのだ。
都内唯一のパラグアイ・レストランは、その珍しさもあって徐々にファンを増やしている。『アミーゴ』を訪れるお客さんの多くが注文するのは、ルイサさん自慢のアサード。駐日大使も「世界一」と大絶賛する絶品の肉は、日本人の舌も大いにうならせているのだ。
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- 熊崎敬
- サッカーを中心に取材、執筆を続けるスポーツライター。海外に出かけては草サッカー見物やスタジアム巡りに精を出している。著書に『サッカーことばランド』(ころから)、『カルチョの休日』(内外出版)など。趣味は草野球。 「FC ROJI」https://fcroji.com/
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