更新日:
2021年10月10日
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ほぼ板橋のみ!超ローカルラーメンチェーン『大番』の懐かし東京豚骨としっとりチャーハン
『東京ラーメン大番』ほぼ板橋区・練馬区のみで展開する、東京豚骨醤油ラーメンのローカルチェーン。特に『桜川店』は個性が強く、表通りまで匂うほど豚骨臭ながら意外とあっさりしたラーメンと、超しっとり系チャーハンとの最強タッグが楽しめる。また他の支店にはまた違った魅力があったりするのも面白い。ちょっと入りづらいが知ると行きたくなる“超ローカル”なラーメンチェーン『東京ラーメン大番』を紹介します。
- 刈部山本
- ロードサイドのローカルチェーンから、場末の激...
昔懐かしい東京豚骨醤油ラーメンが食べられる『大番』とはナンゾや!?

『東京ラーメン大番』は上板橋や赤塚など、板橋区界隈で展開するローカルラーメンチェーン。
今回は、上板橋駅南口から徒歩6分ほど、看板に謎の言葉「くっく」が書かれ、他の系列店とは違う独特のオーラを放っている『東京ラーメン大番 桜川店』を紹介する。
今回は、上板橋駅南口から徒歩6分ほど、看板に謎の言葉「くっく」が書かれ、他の系列店とは違う独特のオーラを放っている『東京ラーメン大番 桜川店』を紹介する。

『大番』は、80~90年代にかけて流行した、いわゆる東京豚骨醤油ラーメンが食べられるのが特徴。
食欲をソソる多彩なセットメニューで狙いを定めたら、早速入店。
食欲をソソる多彩なセットメニューで狙いを定めたら、早速入店。
コクじんわりラーメンとしっとりチャーハンが最強タッグ!

沢山あるセットメニューの中でも定番ながら絶対最初に注文したいのがEのチャーハンセット(750円)。

まずは半チャーハン。出てきた瞬間湯気を立てて真ん中から割れる様が実にソソる。
スプーンを入れた瞬間、モッチャリと粘度のある抵抗を感じる。水気をタップリ湛えた米は正にシットリ。
味はシッカリ付いてて、塩コショウも味をグッと引き立てる程度の塩梅。
しつこくならない程度の油が全体に回り、まとまりを持たせつつ口中ではホクホクと一粒一粒崩れる。チャーシューも味濃いめながらご飯のいいアクセントになっている。完璧と言いたくなる出来栄えだ。
スプーンを入れた瞬間、モッチャリと粘度のある抵抗を感じる。水気をタップリ湛えた米は正にシットリ。
味はシッカリ付いてて、塩コショウも味をグッと引き立てる程度の塩梅。
しつこくならない程度の油が全体に回り、まとまりを持たせつつ口中ではホクホクと一粒一粒崩れる。チャーシューも味濃いめながらご飯のいいアクセントになっている。完璧と言いたくなる出来栄えだ。
臭いけど旨い!80〜90年代の東京豚骨醤油ラーメンを思い出させてくれる味!

続いて、豚骨臭を漂わすラーメンを。
ダメな人はダメな獣系の臭いだが、豚骨好きを陶酔させる魅惑の香り。う~ん、タマラナイ!
うっすら白濁したスープは、豚骨が確実に炊出されたまろやかなコクで満ちている。ダシの甘さがあり、醤油のしょっぱさと見事に調和している。
さらに、中細のネッチリ感のある麺もスープに馴染み、チャーシューは赤身主体で箸で掴むとホロホロと崩れる。
単品で500円とは思えない手作りのしっかりした一杯。
ダメな人はダメな獣系の臭いだが、豚骨好きを陶酔させる魅惑の香り。う~ん、タマラナイ!
うっすら白濁したスープは、豚骨が確実に炊出されたまろやかなコクで満ちている。ダシの甘さがあり、醤油のしょっぱさと見事に調和している。
さらに、中細のネッチリ感のある麺もスープに馴染み、チャーシューは赤身主体で箸で掴むとホロホロと崩れる。
単品で500円とは思えない手作りのしっかりした一杯。
『上板橋店』のもやしたっぷりの「もやしラーメン」がたったの550円!

ちなみに上板橋北口駅前のロータリー沿いにある『大番 上板橋店』のおすすめは「もやしラーメン」(550円)。
プラス50円とは思えないほどたっぷりと盛られたもやしがさらにお得感を底上げしてくれる。
このようにお店によって魅力があるのが『大番』の魅力だったりもする。
プラス50円とは思えないほどたっぷりと盛られたもやしがさらにお得感を底上げしてくれる。
このようにお店によって魅力があるのが『大番』の魅力だったりもする。
“超ローカル”、でもそこが面白い!『東京ラーメン大番』にぜひ行ってみて!
同じ屋号を掲げる系列の店がありながら、その店ならではの個性があり地元民に愛されていて、正しい町中華とも言える『東京ラーメン大番』。
こうしたお店というのは意外と街中に潜んでいるもの。
少々入りづらくとも、案外快く受け入れてくれるのでぜひ臆せず行ってみて欲しい。
こういうのはホンのチョットの勇気だ!
こうしたお店というのは意外と街中に潜んでいるもの。
少々入りづらくとも、案外快く受け入れてくれるのでぜひ臆せず行ってみて欲しい。
こういうのはホンのチョットの勇気だ!
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- 刈部山本
- ロードサイドのローカルチェーンから、場末の激渋酒場まで。街の裏側にひそみ、その土地ならでは文化に酔う、郊外型路地裏系大衆食ライター。著書『街道のグルメ』辰巳出版 『東京「裏町メシ屋」探訪記』光文社知恵の森文庫|ブログ「デウスエクスマキな食堂」|Twitter @kekkojin
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