更新日:
2019年05月31日
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【湯布院】山奥にポツンと名店!鶏の炭火焼『高天原』はイニシエ系の境地!
大分県別府から山奥に進んだところに、『高天原(たかまがはら)』という、七輪を使った鶏の炭火焼きが食べられる、隠れた老舗の名店があります。その佇まいは古(いにしえ)の時代からずっとそこにあったかのような年季の入りようで、そんな風格ある雰囲気の中で食事をすることができる『高天原』は、まさに「イニシエ系」と呼ぶにふさわしいお店です。
- Takada Kengo
- 穴熊肉・カラス肉などの狩猟肉(ジビエ)を仕掛...
大分に『高天原』あり!由布院の山奥で味わう鶏の炭火焼き

高天原(たかまがはら)
鶏肉の消費量で宮崎県と全国1位を争う大分県では、昔からとり天や唐揚げが日常的な食事として親しまれてきました。
しかし、実は揚げ物だけではなく、地鶏をはじめとする鶏肉を炭火で焼いて食べられるお店も少なくありません。
そんな中でも40年以上続き、大分県民の食通ばかりか県外からもわざわざ食べに訪れるお店があります。
そのお店が由布市にある『高天原』です。
しかし、実は揚げ物だけではなく、地鶏をはじめとする鶏肉を炭火で焼いて食べられるお店も少なくありません。
そんな中でも40年以上続き、大分県民の食通ばかりか県外からもわざわざ食べに訪れるお店があります。
そのお店が由布市にある『高天原』です。
『高天原』の炭火焼は「鶏」「砂ズリ」「レバー」のみ。

メニュー
高天原のメニューはシンプルです。
「鶏」「砂ズリ」「レバー」の3種類の炭火焼きメニューと、「めし」と「汁」だけです。
「鶏」「砂ズリ」「レバー」の3種類の炭火焼きメニューと、「めし」と「汁」だけです。

ドリンクメニュー
年季の入った七輪で焼いて食べる。それだけ。

注文後に運ばれてくる七輪
注文をすると間も無く七輪が運ばれてきます。
ちょうど良い火加減になっていますが、もし火力が足りないと感じたら、お店の方に言えば火吹き竹をかしてもらえます。
ちょうど良い火加減になっていますが、もし火力が足りないと感じたら、お店の方に言えば火吹き竹をかしてもらえます。

鶏(2人前)、砂ズリ(1人前)、レバー(1人前)
注文する量の参考として。
一般的な食事量の成人男性であれば、その美味しさがあまり、「鶏」1人前では物足りなく感じることでしょう。
一般的な食事量の成人男性であれば、その美味しさがあまり、「鶏」1人前では物足りなく感じることでしょう。

メシ、汁
純粋に「鶏」だけを楽しみたいのであれば、まずは2人前注文し、食べ進める中でメシや汁、さらには鶏や砂ズリ、レバーなどの追加注文を検討されると良いでしょう。

鶏の上にクレソンを置いて蒸し焼きに
鶏などの炭火焼きメニューは、それぞれ生姜やニンニクをしっかり効かせた醤油ベースのタレにつけ込まれています。
少々濃い目の味付けですので、ご飯や付け合わせのクレソンとともに食べると最高のバランスとなります。
焼き方としては、焼き網に肉を並べ、その上に付け合わせのクレソンをかぶせる「蒸し焼き」スタイルがオススメです。
少々濃い目の味付けですので、ご飯や付け合わせのクレソンとともに食べると最高のバランスとなります。
焼き方としては、焼き網に肉を並べ、その上に付け合わせのクレソンをかぶせる「蒸し焼き」スタイルがオススメです。

焼きあがった鶏とクレソン
肉の大きさにもよりますが、片面約1分ずつ焼くと、肉に火がしっかりと通りながらも硬くなり過ぎずにオススメです。
あとは合わせてさっと焼いたクレソンと一緒に食べるだけです。
しっかりとタレの味が染みたジューシーな鶏の美味しさに、箸が止まらなくなること間違いなし!
あとは合わせてさっと焼いたクレソンと一緒に食べるだけです。
しっかりとタレの味が染みたジューシーな鶏の美味しさに、箸が止まらなくなること間違いなし!

焼き途中の砂ズリとレバー
続いては砂ズリとレバーです。

焼きあがったレバー

焼きあがった砂ズリ
レバーには嫌な臭みがなく、上質な赤ワインを飲んだときのような味わいにさえ感じられる美味しさです。
砂ズリもサクサク、コリコリとした食感と噛みしめるほどに溢れる旨味を兼ね揃えています。
砂ズリもサクサク、コリコリとした食感と噛みしめるほどに溢れる旨味を兼ね揃えています。
『高天原』に行く前に知っておいて欲しいこと

高天原は既に40年以上も営業を続けられており、創業者である「お母さん」が現役で切り盛りされています。
現在では息子さんと2人で営業されています。
基本的には火曜が定休日ですが、ご高齢なお母さんの体調や雨・雪などの天候で臨時休業となる場合があります。
「高天原へ行く前には、必ず電話確認をするべし。」
と覚えておいてください。
電話をするのは午前11時〜11時半頃が確実です。
現在では息子さんと2人で営業されています。
基本的には火曜が定休日ですが、ご高齢なお母さんの体調や雨・雪などの天候で臨時休業となる場合があります。
「高天原へ行く前には、必ず電話確認をするべし。」
と覚えておいてください。
電話をするのは午前11時〜11時半頃が確実です。

敷地内を流れる綺麗な小川
付け合わせに添えられているクレソンは、高天原の敷地内に流れる小川に自生している天然物です。
時期が変わればクレソンの代わりに天然のセリが添えられてくることもあり、その変化も高天原を訪れる楽しみの一つです。
時期が変わればクレソンの代わりに天然のセリが添えられてくることもあり、その変化も高天原を訪れる楽しみの一つです。

風情のある眺望が楽しめる軒下の席も
暖かい時期になると、池の横にある軒下で食べることもできます。
別府〜湯布院の山奥ならではの涼やかな空気に囲まれての食事は、それだけで美味しさが1割り増しになってしまいます。
池の横のパイプから滴る湧き水は飲料可能です。
高天原にはウォーターサーバーはなく、天然の湧き水がすぐ側にあります。
この湧き水をセフルサービスで汲みに行くのが通いなれた方の隠れたルールになっています。
別府〜湯布院の山奥ならではの涼やかな空気に囲まれての食事は、それだけで美味しさが1割り増しになってしまいます。
池の横のパイプから滴る湧き水は飲料可能です。
高天原にはウォーターサーバーはなく、天然の湧き水がすぐ側にあります。
この湧き水をセフルサービスで汲みに行くのが通いなれた方の隠れたルールになっています。
『高天原』へは車で。詳しいアクセス情報はこちら

このソーラーパネルを目印に
高天原は山奥にあるが故に、車でしか行くことができません。
最も分かりやすいコースは、大分・別府から高速道路で湯布院IC方面を目指し、由布岳PA内のETC専用出口を使うコースです。
ETCを使えない場合は、湯布院ICか別府ICが高速出口の最寄りとなります。
住所がうまくナビに出てこない場合は、湯布院町塚原にある「霧島神社」を目的地にし、
神社入り口を左手に見ながら通り過ぎ、道なりにまっすぐ約1分ほどのところが写真のソーラパネルが立っているポイントです。
バスのロータリーのように道路が二股に分かれており、ここを左に入っていきます。
最も分かりやすいコースは、大分・別府から高速道路で湯布院IC方面を目指し、由布岳PA内のETC専用出口を使うコースです。
ETCを使えない場合は、湯布院ICか別府ICが高速出口の最寄りとなります。
住所がうまくナビに出てこない場合は、湯布院町塚原にある「霧島神社」を目的地にし、
神社入り口を左手に見ながら通り過ぎ、道なりにまっすぐ約1分ほどのところが写真のソーラパネルが立っているポイントです。
バスのロータリーのように道路が二股に分かれており、ここを左に入っていきます。

左に曲がってすぐまた二つに別れる。さらにここを左方向へ。
真ん中にある小さな赤い看板が「高天原」のものです。
この二股をさらに左へ曲がり進みます。
この二股をさらに左へ曲がり進みます。

左手に高天原の店舗、その前には池が見えてくる
左手側に高天原の店舗と池が見えてきます。
駐車場は、店舗・池を左手に見ながら直進した先の広場です。
駐車場は、店舗・池を左手に見ながら直進した先の広場です。
その佇まいはまさにイニシエ系。『高天原』の鶏の炭火焼きをぜひ味わってみてください。

高天原の年季の入った店内の様子。これぞまさに「イニシエ系」
10年ほど前までは地元の地鶏を使っていたとのことですが、台風や疫病などの災害で仕入れが安定せず、営業に支障を来すことがあったため、そのときその時に手に入れることができる良質な鶏肉を選別して使用するようになったそうです。
ご高齢のお母さんとその息子さんの二人だけでやっているお店なので、都会のようなスピーディなサービスではなく、ゆったりとした時間が流れています。
時が止まったような古(いにしえ)の雰囲気の中、美味しい鶏の炭火焼を堪能できる『高天原(たかまがはら)』にぜひ行ってみてください。
ご高齢のお母さんとその息子さんの二人だけでやっているお店なので、都会のようなスピーディなサービスではなく、ゆったりとした時間が流れています。
時が止まったような古(いにしえ)の雰囲気の中、美味しい鶏の炭火焼を堪能できる『高天原(たかまがはら)』にぜひ行ってみてください。
営業時間:11:30〜14:00頃まで
定休日:基本的には火曜定休ですが、お店の方の体調や天候によりお休みになることがあります。
※行かれる際は、午前11時〜11時30分の間に電話で確認してから移動されることをおすすめします。
定休日:基本的には火曜定休ですが、お店の方の体調や天候によりお休みになることがあります。
※行かれる際は、午前11時〜11時30分の間に電話で確認してから移動されることをおすすめします。
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- Takada Kengo
- 穴熊肉・カラス肉などの狩猟肉(ジビエ)を仕掛けた会社を創業・経営していた際に、日本各地を巡り「またわざわざ行きたいお店」がないか探していました。最近では美味しさ云々よりも、忘れ去られてしまったような雰囲気を持つ「イニシエ系」のお店や、面白い店主・スタッフのいるお店を探し歩いています。大分県を拠点としながら九州でぜひ行っていただきたいお店をご紹介していきます。
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