更新日:
2018年09月12日
0
お気に入り
新たなせんべろの聖地が誕生!!あの"立呑み晩杯屋(ヴァンパイヤ)本店"が駅前再開発に伴い移転していた!!
フードメニューの約7割が100円台という驚異的な価格設定で、系列の都内6店舗がいずれも大ヒットを飛ばしている「立呑み 晩杯屋(バンパイヤ)」。第1号店として2009年にオープンした武蔵小山本店が、以前から告知されていた通り8月28日に移転となり、元の店舗から数百メートル離れた26号鮫洲大山線沿いに新店舗をスタートさせた。
- FOOD STADIUM
- 飲食店・レストランの“トレンド”を毎日配信す...
新店舗は「パルム駅前地区」と呼ばれる東口商店街の脇を通る26号鮫洲大山線沿いに立地する。「実は移転計画当初は、複数の他社さんから別業態を集め、総合飲食施設「晩杯屋ランド」として営業する予定もあったのです」と語るのは、同店を運営するアクティブソースの代表取締役、金子源氏だ。さまざまな行政上の条件が整わず、残念ながらこの「晩杯屋ランド」構想は取りやめとなったが、広々としたエントランススペースに加え、1階が立呑み80名、2階がテーブル席で同じく約80名分を確保する25坪2フロアの新店舗は、前店よりもぐっとスケール感を増した大箱だ。今後はさらにエントランススペースをテラス席として設え、収容能力を増やす予定だという。この新店舗は、駅前再開発工事期間中5年間のみの営業を予定している仮店舗。その後はパルム駅前地区に建設される高層タワーマンション1階に路面店として戻り、新たに営業を再開する予定となっている。
1階は約80名を収容可能な立ち飲みフロア。11時からオープンしており、平日の昼間から常連客が集っている
「一人でも気軽に入れ、安くて旨いつまみがあって、サッと飲んでサッと帰れる」ことを念頭に金子氏が開発した同店は、客単価1400円で1日5~7回転を集客するビジネスモデル。フードメニューは「本日のオススメ」と書かれた紙一枚のみで、金子氏が毎朝築地に赴いて仕入れるという。旬の鮮魚を目玉商品として日々臨機応変に組み込んでいる。取材日にはオープン記念の「うなぎ蒲焼皿」(390円)を筆頭に、「新サンマ刺し」(250円)や「新サンマ塩焼き」(150円)、「地だこ刺し」(200円)「マグロ刺し」(200円)など破格の魚介メニューが揃っていた。そのほか、メニューには特注で仕入れる新鮮なモツを使った「煮込み」(130円)や「ポテサラ」(130円)などの定番や、「極厚ハムカツ」(310円)、「チーズカリカリ」(150円)などの揚げ物を含む約50品が常時ラインナップし、そのうち7~8割が100円台だ。
脂の乗った「新サンマ刺し」(1.5尾盛り 250円)。焼酎をトニックウォーターで割った新メニュー「チュートニック」(290円)と一緒に頼んでも540円という破格の安さ
今年7月19日には、品川区南大井に120坪の自社セントラルキッチンが始動し、水産工場、野菜加工場、食肉加工場、加熱調理品加工場が揃ったことで、さらにイカ丸々一杯を使用した「イカ一夜干し」(310円)などの新しい激安メニューのランナップが可能になっている。こうした設備投資により、現在では「全店分量のサンマの三枚おろしがものの30分で終わる」(金子氏)といい、従来35%をキープしていた原価率は33~32%まで改良を予定。トータル店舗数が10を超えれば投資金額を回収できる見込みだという。アルコールは500mlの大ジョッキで提供する「生ビール」(410円)や「ホッピー」(セット370円)、「バイス」(セット370円)、200~300円台の「チューハイ」や「サワー」などを約40品揃え、随時メーカーとのタイアップや共同開発メニューを投入することで常連を飽きさせない工夫を凝らしている。
自社のセントラルキッチンで製造されている「イカ一夜干し」(310円)と、ボリュームたっぷりの「谷中しょうが」(130円)。旧店ではキャッシュオンデリバリー制が採られていたが、新店1階はお客が手書きで注文する伝票制
今年8月末の年度末決算では、当初の見込み通り6億5千万の売上高をマークしたという同社。武蔵小山店では、月商1200万~1400万を想定しているという。さらに10月、目黒区祐天寺駅にオープンを控える新店は「焼き鳥 晩杯屋」という新業態を計画。「もともと焼き鳥が好き」と語る金子氏が作り上げる新たな焼き鳥業態に期待が高まる。また、翌11月に大田区の大森駅に出店する新店は大箱・全テーブル席の低回転モデルに挑戦する予定だという。こうした事業の多元化を取り入れながら、今後同社では2018年までに都内で系列30店舗の出店を計画している。ゆくゆくは上場、非アルコール業態を引き下げての海外出店なども視野に入れているというアクティブソース。都内各地での「晩杯屋」の動きに今後も要注目だ。
(取材=中村 結)
(取材=中村 結)
株式会社アクティブソース代表取締役社長の金子源氏。常連客から「新店オープンおめでとう!」と声を掛けられていた
【店舗情報】
店名:晩杯屋(バンパイヤ)武蔵小山本店
住所:東京都品川区小山3-24-10
アクセス:東急目黒線 武蔵小山駅から徒歩2分
電話:03-3785-7635
営業時間:11:00〜23:30
定休日:なし
坪数客数:25坪・1F80席(スタンディング)2F80席(テーブル)
客単価:1400円
運営会社:株式会社アクティブソース
店名:晩杯屋(バンパイヤ)武蔵小山本店
住所:東京都品川区小山3-24-10
アクセス:東急目黒線 武蔵小山駅から徒歩2分
電話:03-3785-7635
営業時間:11:00〜23:30
定休日:なし
坪数客数:25坪・1F80席(スタンディング)2F80席(テーブル)
客単価:1400円
運営会社:株式会社アクティブソース
\ SNSでシェア /
- FOOD STADIUM
- 飲食店・レストランの“トレンド”を毎日配信するフードビジネスニュースサイト「フードスタジアム」⇒ http://food-stadium.com/
アクセスランキング
1
長野|五平餅&いもなますをバンズに!信州を味わうグルメバーガー登場『コートヤード・バイ・マリオット白馬』
グルメライターAI
2
梅田|難波の名店『無限麻辣湯』の姉妹店が誕生!選べる辛さと35種の具材『麻辣時間』
favy
3
12/1〜|煮干し2倍!濃厚進化した“ニボマシ”のラーメン&つけ麺に注目『三田製麺所』
グルメライターAI
4
【西新宿】150分飲み放題付きコースが期間限定で登場。お酒も料理もスパイス尽くし『モモスタンド』
favy
5
京都・伏見|サウナ後の至福!旨み凝縮「灰干し」焼魚定食が名物『織り八食堂』オープン
favy
オススメ記事
1
京都・伏見|サウナ後の至福!旨み凝縮「灰干し」焼魚定食が名物『織り八食堂』オープン
favy
2
【西新宿】150分飲み放題付きコースが期間限定で登場。お酒も料理もスパイス尽くし『モモスタンド』
favy
3
浜松町│米粉の衣でグルテンフリー!ザクザク食感が楽しい天ぷら専門店『米ぷら』を紹介
favy
4
汐留|皆の「食べたい」が叶うから好みが違っても全員満足!16の専門店が揃う『汐留横丁』へ行ってきた
favy編集部
5
梅田|難波の名店『無限麻辣湯』の姉妹店が誕生!選べる辛さと35種の具材『麻辣時間』
favy
グルメイベント
新宿|東京最大級のカレーの祭典「東京カレー万博」開催!食べログ3.5超えの名店が大集結。12/2〜@大久保公園
12月2日(火)
〜
12月14日(日)
12/1〜“恋するいちご”がテーマ『ホテルニューオータニ大阪』で冬のスイーツビュッフェ開催
12月1日(月)
〜
4月28日(火)
オマール海老を丸ごと使用!1万円の超高級ピザに注目!「新宿プリンスホテル」開業10周年記念|12/1〜
12月1日(月)
〜
12月25日(木)
京都|タイ出身シェフによる特別なディナーに注目!4地域の味比べも『ASAI京都四条』
12月1日(月)
〜
12月31日(水)
長野|五平餅&いもなますをバンズに!信州を味わうグルメバーガー登場『コートヤード・バイ・マリオット白馬』
12月1日(月)
〜
3月31日(火)
![美味しいお店のグルメ情報 | favy[ファビー]](/assets/logo-65ddf85918bf4526c11a5e6e46573504614db8af65614e805bb53674443a041a.png)

