更新日:
2024年05月16日
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名店・梅田「和」の立ち飲みのレベルを超える絶品しめさば。スッと入れたら儲けモンやで!
こんなうまいしめさばに和牛のタタキて、もはや立ち飲みのレベル超越してるやろ!梅田「いちビル」は立ち飲みヘブンや!!——変貌を遂げゆく大阪の街で、一見ではなかなかたどり着けない最深部の大阪グルメを神出鬼没にレポートする連載、第4回です。(2019年7月29日公開)
- 加藤慶
- 愛知県生まれの大阪在住。本業は政治や事件から...
大阪駅前第1ビルは、とにかく名店揃いなんや!
前回に引き続き、「いちビル」でハシゴ酒。
このビルにはもう一軒、名店と名高い立ち呑み屋がある。
それが『和』だ。
狭い店内に所狭しと、15名が入ればパンパン。しかも、電話がないので予約も不可。
18時過ぎは常に満杯だと思っていた方がいい。
今まで計3回、満席で入れなかった立ち呑み屋でもある。
このビルにはもう一軒、名店と名高い立ち呑み屋がある。
それが『和』だ。
狭い店内に所狭しと、15名が入ればパンパン。しかも、電話がないので予約も不可。
18時過ぎは常に満杯だと思っていた方がいい。
今まで計3回、満席で入れなかった立ち呑み屋でもある。

それがたまたま1ヵ月ほど前、運よく入れて驚いたのは魚のクオリティ。
口に放り込んだ瞬間、笑みになった。
立ち呑みの領域を超えとるやないか……と。
口に放り込んだ瞬間、笑みになった。
立ち呑みの領域を超えとるやないか……と。

『和』の店主は林和さん(41)。読んでのごとく名前をそのまま屋号にした。
「もともと母親が梅田の東通りで立ち呑み屋をやってまして、こっちが空いたので移転させたんです。それが今から約16年前。当時この辺りはシャッター通りで、空いているお店も少なかったんです」
それが今や人だかりができるほどの、いちビルの人気店に。しかも、いちビルの空きテナントはものの見事に消えた。
ちなみに地下1階は未だに昭和風情がプンプンだ。
「もともと母親が梅田の東通りで立ち呑み屋をやってまして、こっちが空いたので移転させたんです。それが今から約16年前。当時この辺りはシャッター通りで、空いているお店も少なかったんです」
それが今や人だかりができるほどの、いちビルの人気店に。しかも、いちビルの空きテナントはものの見事に消えた。
ちなみに地下1階は未だに昭和風情がプンプンだ。

『和』では、お昼は母上がランチを提供し、夜の部になると和さんが腕を振るって母上が配膳を担当する。
そんなところも、なんだか昭和ではないか。
そんなところも、なんだか昭和ではないか。
しめさばに牛たたき、素材の差が出るものほどうまい!

最初にオーダーしたのは「しめさば」(280円/税込)。
『和』の名物の一つだ。
ひと口食べればすぐに違いが分かる。ほとんど“生”なのだ。
生に近いものはつまり、素材の差が味を左右するということ。
そこのところのクオリティが立ち飲みのレベルを超えている。
新鮮だからさばの食感が非常に柔らかくて、しめ方がキツくない分、角が取れた酸味が心地いい。
まさしく、夏にはぴったりの一品だ。
『和』の名物の一つだ。
ひと口食べればすぐに違いが分かる。ほとんど“生”なのだ。
生に近いものはつまり、素材の差が味を左右するということ。
そこのところのクオリティが立ち飲みのレベルを超えている。
新鮮だからさばの食感が非常に柔らかくて、しめ方がキツくない分、角が取れた酸味が心地いい。
まさしく、夏にはぴったりの一品だ。

お次は「和牛タタキのタレ漬け」(350円/税込)。
見て分かるとおり、この肉は超絶レアやねん。
「月火木金だけ、メニューにあります」という看板メニューだ。
「大分の黒毛和牛、豊後牛なんです。美味しいものを食べてもらいたいんで……」と言葉数が少ない店主もニンマリ。
説明なんかいらん。
卵黄を溶かして、ユッケのようにして味わう。
見て分かるとおり、この肉は超絶レアやねん。
「月火木金だけ、メニューにあります」という看板メニューだ。
「大分の黒毛和牛、豊後牛なんです。美味しいものを食べてもらいたいんで……」と言葉数が少ない店主もニンマリ。
説明なんかいらん。
卵黄を溶かして、ユッケのようにして味わう。

「これこれ」と思わず膝を打ちたくなる赤身ならではの肉肉しい噛み応え。
さらに肉本来の旨みに卵黄がマイルドな味わいを加えている。
これで350円はあり得ない安さだ。
「旨い!」と叫ぶと、店主はニンマリ。
微笑むだけなのだ。口数は少なくても、味に自信はある。そう言いたげな表情で緘黙を貫くのだ。
そこで、こう注文をつけてみた。
「注文が少ないけど、これは是非おススメしたいというメニューはないですか?」と。
少し悩んだのち「腹に余力があるならば…」と前置きした上で、「とりのからあげ」(350円/税込)を提案された。
さらに肉本来の旨みに卵黄がマイルドな味わいを加えている。
これで350円はあり得ない安さだ。
「旨い!」と叫ぶと、店主はニンマリ。
微笑むだけなのだ。口数は少なくても、味に自信はある。そう言いたげな表情で緘黙を貫くのだ。
そこで、こう注文をつけてみた。
「注文が少ないけど、これは是非おススメしたいというメニューはないですか?」と。
少し悩んだのち「腹に余力があるならば…」と前置きした上で、「とりのからあげ」(350円/税込)を提案された。
店主のオススメは何個でも食べられるからあげ

これがまた侮れない。
ゴロッとした唐揚げが4、5個。キャベツの下にはご丁寧にオニオンまであった。
外がシャキシャキ、中はジューシ―のあの唐揚げだ。
完食できないと思いつつ……食べはじめると、味は非常にオーソドックスながらも衣の味つけが絶妙で、何個でも胃袋に収まってしまう。
ゴロッとした唐揚げが4、5個。キャベツの下にはご丁寧にオニオンまであった。
外がシャキシャキ、中はジューシ―のあの唐揚げだ。
完食できないと思いつつ……食べはじめると、味は非常にオーソドックスながらも衣の味つけが絶妙で、何個でも胃袋に収まってしまう。

「ハイボール」(350円/税込)をぐいぐい飲みながらなんとなんと! すべて完食してしまった。
『和』はとにもかくにも素材が良くて何でもウマイ。
ぜひ寄ったって!
『和』はとにもかくにも素材が良くて何でもウマイ。
ぜひ寄ったって!
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- 加藤慶
- 愛知県生まれの大阪在住。本業は政治や事件から芸能スキャンダルまで取材する週刊誌の記者兼カメラマン。食べ歩きが趣味で鶴橋や西成に頻繁に出没中…。
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