更新日:
2020年01月23日
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西東京で評判の移動販売たい焼き店『鯛焼きのよしかわ』が、あんこ好きを虜にする理由
パリパリ薄皮なのにモッチリ食感。あんこはあっさりしていながら大納言の風味満点。『鯛焼きのよしかわ』は東伏見と吉祥寺で大評判の移動販売のたい焼き屋さんです。店主の吉川さんにたい焼きのおいしさの秘密と、移動販売にこだわる理由をインタビューしてきました。(2020年1月22日公開)
- SAI
- favy編集部のオジさん担当。
西東京のたい焼き好きを虜にしている“青いハイエース”の移動販売店『鯛焼きのよしかわ』
パリパリと同時にモチモチも感じさせる皮と、小豆の風味豊かであっさりしたあんこ。さらには珍しい餅入り。
東京都内の老舗たい焼き店にも真っ向勝負できる美味しさで、西東京地区で話題の移動販売のたい焼き屋さんを知ってますか?
その名は『鯛焼きのよしかわ』。
古くて青くてかわいらしいワンボックス車が目印の移動販売のたい焼き屋さんです。
東京都内の老舗たい焼き店にも真っ向勝負できる美味しさで、西東京地区で話題の移動販売のたい焼き屋さんを知ってますか?
その名は『鯛焼きのよしかわ』。
古くて青くてかわいらしいワンボックス車が目印の移動販売のたい焼き屋さんです。
木曜が定休日で、それを除く月〜金と日曜は東伏見駅南口のアイスアリーナ前、土曜は吉祥寺駅北口から徒歩6、7分の五日市街道沿いで営業しています。
この形態で営業するようになって13年目。もうすっかり西東京地区のたい焼き好きの心を鷲づかみにしています。
この形態で営業するようになって13年目。もうすっかり西東京地区のたい焼き好きの心を鷲づかみにしています。
パリパリ薄皮なのにモッチリ。あずきの風味豊かなアッサリあんこ
▲「鯛焼き」180円(税込)/「餅入り」230円(税込)
たい焼きの特徴は……
1 北海道産の小麦粉にもち粉を加え、パリパリ薄皮なのに食べるとモチモチ感も味わえる、独特な食感の皮
2 大粒の北海道産トヨミ大納言を使用したあんこ。小豆の風味がよく、あっさりとした味わい
3 あんこが水分多めに炊かれていて、どこかお汁粉に似た食感
1 北海道産の小麦粉にもち粉を加え、パリパリ薄皮なのに食べるとモチモチ感も味わえる、独特な食感の皮
2 大粒の北海道産トヨミ大納言を使用したあんこ。小豆の風味がよく、あっさりとした味わい
3 あんこが水分多めに炊かれていて、どこかお汁粉に似た食感
あんこがゆるめに炊かれているのが分かりますね。小豆の粒が大きいのは最高級品の証です。
一番人気は普通の「鯛焼き」180円(税込)ですが……
一番人気は普通の「鯛焼き」180円(税込)ですが……
「餅入り」230円(税込)もオススメ。餅が入ったたい焼きって、ありそうでなかなか見かけませんよね。
『よしかわ』では米どころ新潟の板餅を使用していて、餅そのものがよく伸びて風味豊かです。
『よしかわ』では米どころ新潟の板餅を使用していて、餅そのものがよく伸びて風味豊かです。
焼き方の特徴は「一丁焼き&二度がけ」
焼き方は昔ながらの「一丁焼き」。鯛焼きマニア的な表現では「天然もの」。
店主の吉川好英さんによれば、「どっちもいいところがあって、優劣をつけるものではない」そうですが、一匹一匹、手塩にかけて焼き上げていきます。
それよりも特徴的なのは、『鯛焼きのよしかわ』ならではの「二度がけ」。
ほぼ焼き上がった鯛焼きにもう一度うっすらと生地を重ねて焼きあげます。
ゆるめのあんこがはみ出すことがないように始めた技だそうですが、パリパリの奥にあるモッチリの秘訣はもち粉など素材だけでなく、このあたりにあるのかもしれません。
ほぼ焼き上がった鯛焼きにもう一度うっすらと生地を重ねて焼きあげます。
ゆるめのあんこがはみ出すことがないように始めた技だそうですが、パリパリの奥にあるモッチリの秘訣はもち粉など素材だけでなく、このあたりにあるのかもしれません。
「はじめは『おやき』屋さんになろうと思っていた」
▲『鯛焼きよしかわ』は近隣の子どもたちの大好物!
たい焼きに対する数々のこだわりを見せてくれた店主の吉川さん、驚くことにたい焼きは完全に独学なのだそうです。
「鯛焼き屋を始める前は、催事業っていうんですけど、デパートの催事で試食販売するような店、あれでいろいろな食べ物を売っていたんです」
吉川さんは長野出身ということもあり「おやき」の販売で独立することを考え始めます。
「最初から外で商売することに興味があったので、店舗を構えることは考えませんでした」
そして、おやきの研究で行ったつもりの長野の催事会場で、たい焼きと運命的な出会いを果たします。
「たい焼きの名店『浪花屋』で修行していた方のたい焼きに出会って、感激しちゃったんです」
「鯛焼き屋を始める前は、催事業っていうんですけど、デパートの催事で試食販売するような店、あれでいろいろな食べ物を売っていたんです」
吉川さんは長野出身ということもあり「おやき」の販売で独立することを考え始めます。
「最初から外で商売することに興味があったので、店舗を構えることは考えませんでした」
そして、おやきの研究で行ったつもりの長野の催事会場で、たい焼きと運命的な出会いを果たします。
「たい焼きの名店『浪花屋』で修行していた方のたい焼きに出会って、感激しちゃったんです」
目標はおやきからたい焼きに変わり、同業の仲間に相談したところ、廃業したたい焼き屋さんを紹介されます。そして、道具を譲り受け、研究を始めました。
「ひとりでを作業場のある家を借りて、たい焼きの研究に励みました。素材を変えたり焼き方を変えたり、生地に豆腐や山芋を混ぜてみたり。小麦粉だけでも30種類近くを試しました。小豆はコスト高いんですが、やっぱり大納言。うちでは『とよみ大納言』という品種を使っています」
「ひとりでを作業場のある家を借りて、たい焼きの研究に励みました。素材を変えたり焼き方を変えたり、生地に豆腐や山芋を混ぜてみたり。小麦粉だけでも30種類近くを試しました。小豆はコスト高いんですが、やっぱり大納言。うちでは『とよみ大納言』という品種を使っています」
探究心はいまなお衰えません。
「営業後に自宅でいろいろと研究を重ねていますが、この頃は素材そのものよりも、気温とか生地を寝かす時間とか、そういった『加減』がもたらす味の変化が大きいと考えています。うちのたい焼きは8割くらいのお客さんが持ち帰るので、温め直してもおいしく食べられるように焼き加減を調整しています」
「営業後に自宅でいろいろと研究を重ねていますが、この頃は素材そのものよりも、気温とか生地を寝かす時間とか、そういった『加減』がもたらす味の変化が大きいと考えています。うちのたい焼きは8割くらいのお客さんが持ち帰るので、温め直してもおいしく食べられるように焼き加減を調整しています」
ひと目惚れで手に入れた初期型ハイエース
そういえば、『鯛焼きのよしかわ』のトレードマークである青いワンボックス車もこだわりたっぷりです。
「たい焼き屋を始めようかという頃にちょうど出会ったのがこのクルマです。1976年式の初代ハイエース。もともと古いものが好きなんですが、機能的になりすぎず愛嬌があって、これだ!と」
「たい焼き屋を始めようかという頃にちょうど出会ったのがこのクルマです。1976年式の初代ハイエース。もともと古いものが好きなんですが、機能的になりすぎず愛嬌があって、これだ!と」
40年以上前のクルマですから、もちろんそれなりに手はかかります。
でも、たい焼きと同じようにありったけのこだわりを注ぎ込んで、吉川さんは寒い日も暑い日もたい焼きを焼き続けるのです(あっ、雨の日はお休みでした)。
でも、たい焼きと同じようにありったけのこだわりを注ぎ込んで、吉川さんは寒い日も暑い日もたい焼きを焼き続けるのです(あっ、雨の日はお休みでした)。
◆木曜を除く月〜金曜・日曜は、11時30分〜19時まで東伏見駅前で営業
◆土曜は11時30分〜19時まで吉祥寺で営業
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- SAI
- favy編集部のオジさん担当。
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