更新日:
2020年02月17日
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西新宿七丁目に「チャルメル.キッチン」がオープン。
2019年12月16日、西新宿七丁目に「チャルメル.キッチン」がオープンした。ポルトガル風のスープパスタ「チャルメル」を看板に、タパスやピンチョスなどの一品料理に、シェリー酒やワインを提供するバルだ。代々木上原の「Welfun Cafe」オーナーの橋本秀昭氏プロデュースのもと、「チャルメル」に魅了されたオーナー清澤 宝氏が出店した。
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代々木上原「Welfun Café」で食べた「チャルメラ」に感動し開業を決意
近年、西新宿七丁目は多くの飲食店が次々と開業し、飲食経営者から熱い視線を浴びる注目エリアだ。「チャルメル.キッチン」は、その一角にオープンした。オーナーの清澤 宝氏は、本業は医師として医学生向けの動画作成をしている人物。「僕自身、大学生の頃から一人で飲みに行くのが好きで。そこで過ごした時間や出会った人達は、人生の大きな財産となっています。いつか自身でもそのような場を作りたいと、ずっとチャンスを探っていました」と清澤氏。そんな清澤氏が足繁く通っていたのが、「Welfun Cafe(ウェルファンカフェ)」だ。代々木上原で20年以上続く、スペイン、ポルトガルをテーマにしたバルで、「料理が美味しいのはもちろん、何よりオーナーの橋本秀昭さんが常に楽しそうに働いているのが印象的で、大好きな店なんです」と話す。
そこで食べたポルトガル風のスープパスタ「チャルメラ」の美味しさに感銘を受けた清澤氏は、これを名物にした店を開こうと考えた。「『チャルメラ』とは、橋本さんがポルトガルに行った際にある店で食べたスープパスタを、日本人向けにアレンジしつつ再現したもの。食べた瞬間、これは行列のできる味だ!と確信しました。この商品力に加え、橋本さんの店舗の運営力を借りればうまくいく、と考えたんです」。
そこで食べたポルトガル風のスープパスタ「チャルメラ」の美味しさに感銘を受けた清澤氏は、これを名物にした店を開こうと考えた。「『チャルメラ』とは、橋本さんがポルトガルに行った際にある店で食べたスープパスタを、日本人向けにアレンジしつつ再現したもの。食べた瞬間、これは行列のできる味だ!と確信しました。この商品力に加え、橋本さんの店舗の運営力を借りればうまくいく、と考えたんです」。

人通りの多い西新宿七丁目の路面に立地。緑色のドアは、ポルトガルの飲食店でよく見かけたものをオマージュしている
当初、物件は既存店近くを検討していたものの、思いがけず西新宿七丁目に
メニューやオペレーション、人材などの運営面では橋本氏がプロデュースに入った。店長には、「Welfun Cafe」の常連だった藤之原幸氏を招致。藤之原氏は、もともとは都内のイタリアンで働いていたが、清澤氏同様、「Welfun Cafe」で食べた「チャルメラ」の味に感動。出店にあたり「彼女しかいない」と白羽の矢が立った。
当初、物件は橋本氏が他に中野で運営する「FRANKSTON(フランクストン)」に近い中野や中野坂上、もしくは「Welfun Cafe」近くの幡ヶ谷エリアで探した。思い描いていたのは、広さ10坪前後でカウンターを中心に16席を配置できる路面の物件だったが、なかなか希望する物件に出合えずにいたという。そんな折、思いがけず不動産屋業者から紹介されたのがこの西新宿七丁目の物件だ。「家賃は安くはなかったですが、人通りも多く、何より『チャルメル』の商品力があれば勝機はある、と契約に踏み切りました」と清澤氏は話す。
当初、物件は橋本氏が他に中野で運営する「FRANKSTON(フランクストン)」に近い中野や中野坂上、もしくは「Welfun Cafe」近くの幡ヶ谷エリアで探した。思い描いていたのは、広さ10坪前後でカウンターを中心に16席を配置できる路面の物件だったが、なかなか希望する物件に出合えずにいたという。そんな折、思いがけず不動産屋業者から紹介されたのがこの西新宿七丁目の物件だ。「家賃は安くはなかったですが、人通りも多く、何より『チャルメル』の商品力があれば勝機はある、と契約に踏み切りました」と清澤氏は話す。

ポルトガルの街をインスパイアした店内。デザイナーとともに現地に赴きイメージを膨らませた。床はポルトガルの街並みの石畳風に。カウンター席を中心に、洞窟のような隠れ家感のある2名席や、子連れでも寛げるようにと4名掛けのボックス席も配置している
「Welfun Cafe」直伝の「チャルメル」に、ポルトガル・スペインの品々を用意
最大の名物は「チャルメル」(※「Welfun Cafe」の「チャルメラ」から、同店では名称を「チャルメル」にしている)。「エビ」「カレー」(各1000円)、「とりの親子」「パクチー」(各900円)など6つのバリエーションを用意し、麺なしのスープのみの「チャルメル野菜スープ」(700円)も用意する。魚介や鶏の滋味深い出汁にショウガが効いたやさしい味わいのスープで煮込まれたやわらかいスパゲティが特徴だ。開業にあたり、「Welfun Cafe」で藤之原氏が橋本氏から徹底的に味を教え込まれ、完成させた自信作だ。

6つのバリエーションを用意する看板メニューの「チャルメル」。写真は「エビ」。味わい深い出汁に、ショウガの風味がアクセントのスープが特徴で、ハマる人続出だ
それ以外にも、ポルトガル・スペインのバルメニューが充実。「チーズ盛り合わせ」(1000円)、「玉子とアンチョビのピンチョス」(500円)などの気軽につまめるタパスや、「殻つきエビのアヒージョ」(900円)、香川県伊吹島産のタコを使った「タココリアンダーアンチョビ炒め」(900円)、「アサリの白ワイン蒸し」(700円)、「イベリコセボのソテー」(中1000円、大1600円)など。生ハムは、原木からカットして提供する、群馬県水上産の「ミナカミ」(550円)や黒イベリコ豚の「レセボ」(800円)を用意。多くは「Welfun Cafe」の人気メニューから厳選したもので、約25品を揃える。
ドリンクもポルトガル・スペインの銘酒が中心。シェリー酒13品(700~1200円)、マデイラワインやポートワイン含むワインが15品(550~1100円)。その他、ボルトガルの瓶ビール(750円~)や、ウイスキー(700円~)を揃える。
ランチでは、日替わりで「チャルメル」とタパス、バゲットのセット1000円を提供している。
ドリンクもポルトガル・スペインの銘酒が中心。シェリー酒13品(700~1200円)、マデイラワインやポートワイン含むワインが15品(550~1100円)。その他、ボルトガルの瓶ビール(750円~)や、ウイスキー(700円~)を揃える。
ランチでは、日替わりで「チャルメル」とタパス、バゲットのセット1000円を提供している。

「玉子とアンチョビのピンチョス」など、気軽につまめるタパスも充実。シェリー酒やワインにぴったりだ
一度食べればやみつきになる「チャルメル」。多様な利用動機にこたえるアットホームな店を目指す
オープンして約1ヶ月、ランチは周辺のワーカーで満席になるが、夜はまだまだ余白があり、今後、強化していきたい考えだ。「『チャルメル』は一度食べればその味を気に入ってくれる方も多い。3日連続でランチに来る方や、ディナーでおかわりを3杯も頼む方もいました(笑)。多くの人にこの味を知ってもらいたい」と清澤氏。藤之原氏は、「しっかりとした食事利用から、ワイン1杯だけ、飲み会の〆に『チャルメル』を、と様々な使い方ができるアットホームな店にしたい」と話す。
(取材=大関 まなみ)
(取材=大関 まなみ)

店長として店を切り盛りする藤之原 幸氏。代々木上原の「Welfun Cafe」で「チャルメラ」を食べて感動し、同店店長に。「自分が大好きな『チャルメル』を提供できることが嬉しい」と話す
【店舗情報】
店名:チャルメル.キッチン
住所:東京都新宿区西新宿7-15-8 日販ビル 1F
アクセス:新宿駅から徒歩6分
電話:03-5937-3470
営業時間:【月~金】11:30~14:00、17:30~23:00(LO22:00)【土】14:00~22:00(LO21:00)
定休日:日曜、祝日
坪数客数:7坪15席
客単価:ランチ1000円、ディナー3000円
オープン日:2019年12月16日
店名:チャルメル.キッチン
住所:東京都新宿区西新宿7-15-8 日販ビル 1F
アクセス:新宿駅から徒歩6分
電話:03-5937-3470
営業時間:【月~金】11:30~14:00、17:30~23:00(LO22:00)【土】14:00~22:00(LO21:00)
定休日:日曜、祝日
坪数客数:7坪15席
客単価:ランチ1000円、ディナー3000円
オープン日:2019年12月16日
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