更新日:
2018年09月12日
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【話題店】六本木で肉を食べたいならば!北日本の食材発信基地「肉バル ノースマン」
六本木交差点から東京ミッドタウン方面に向かってすぐの外苑東通り沿いに「肉バル ノースマン 六本木本店」が1月25日にオープンした。経営するのは、シンクファクトリー(東京都品川区、代表取締役 仲尾憲明氏)で、同社にとって初めての店舗となる。
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仲尾氏は、同店のコンセプトについて「当店が目指しているのは、北日本の食材発信基地です。メニューには、北海道の料理や東北の食材を使用した逸品が揃っています。キラーコンテンツの肉に関しては、低価格で提供できる体制を整えているので、リーズナブルに北日本の魅力を感じることができるでしょう」と話す。
六本木交差点からも認識することができる同店の看板
同店には、仲尾氏と同店店長の堀貴博氏が築いてきたキャリアが詰め込まれている。そもそもコンセプトの北日本も、仲尾氏が北海道の札幌市出身で、堀氏が北海道の滝川市出身ということからきているそうだ。仲尾氏は「私と堀は、ともに都内の大学に進学した後、アルバイト先の歌舞伎町の居酒屋で出会いました。そこで、フードビジネスの可能性に魅了され、将来的には二人で独立をしようと約束をしたんです。そのため大学卒業後は、独立に向けて、互いに戦略的なキャリア形成を行ってきました」と語る。
女性客も多く来店するという店内は、落ち着いた大人も楽しめる空間になっている
その言葉通り、仲尾氏は大学卒業後、新規店舗の立ち上げに関わる機会が多い個人経営の飲食店に飛び込み、堀氏はチェーン展開する際のマネジメント方法などを吸収するため大手外食企業に就職した。後に堀氏は、当時話題を集めていた外食企業にも在籍し、急成長を実現した経営ノウハウも体得する。そして2013年12月に、とある化粧品メーカーが飲食ビジネスに参集する際、プロジェクトの中心的な人物として2人は合流した。「当時、業態やメニューの開発から、立地の選定まで、すべて私たちで行いました。マーケットの状況などを汲み取って、錦糸町の肉バルと小岩の肉居酒屋の2店舗を新規オープンさせましたが、そこで培ったノウハウは、当店にも生かされています」と仲尾氏。こうした経験が、2015年12月24日の法人の立ち上げに繋がり、2016年1月25日の「肉バル ノースマン 六本木本店」のオープンに結実する。
同店の看板メニューでもある「至極の肉!おまかせ5点盛り」(1,480円)
同店で使用する食材にも、これまで仲尾氏が培ってきた経験が関係しているという。仲尾氏は「大学時代から、全国各地の食材巡りをしていました。そのとき、農家の方が良い野菜などを収穫しても、販売する先がないという現状も知ります。当時から、こうした食材を有効に活用する手段として、飲食店の経営を考えたりしていました」と振り返っている。中でも福島産の食材については、震災前から産地の方とのリレーションを築いていたため、同店で積極的に使用していく。その目玉となる食材が、福島県西白河郡の中野目畜産で生産されている夢味ポークである。同店では、「ゆめあじポークのローストポーク」(780円)や「おばあちゃんのハンバーグ」(680円)、「TAKAHIROも恋したポルケッタ」(980円)などの夢味ポークを使用したメニューが並ぶ。また、焼肉の煩わしさを解消し「肉革命」をうたうメニュー「至極の肉!おまかせ5点盛り」(1480円)でも、ローストビーフや馬刺し、鴨ローストと一緒に夢味ポークのローストポークを味わうことができる。ドリンクはワインを中心にとしたラインアップとなっており、「コスパワイン」(1500円)、「リッチワイン」(1800円)、「高級ワイン」(2500円)の3つの価格帯のボトルワインをはじめ、北海道のワインも他店よりリーズナブルな価格で揃う。
塩麹に24時間漬け込んで、低温でじっくりと調理をしている「TKAHIROも恋したボルケッタ」(980円)
今後のビジョンについて、仲尾氏は「六本木を一号店の出店場所に選んだのは、ビジネス街で展開したいと考えていたからです。今後も、ビジネス街を中心に出店をしていき、年内に3店舗の展開を目指しています。最終的には、3年で10店舗の展開が実現できるように取り組んでいくつもりです」と話す。また、その先には、さらに大きな展望を描いている。「10店舗の展開が実現すれば、スケールメリットを生かして、野菜などを産地直送できる体制も整うでしょう。野菜の卸しから、その食材を生かしたメニュー提供まで、トータルに関われる組織作りを行っていきたいと考えています」と仲尾氏。安心で安全な食材を美味しく食べたいというニーズが高まっている昨今、20代の若き経営者が、飲食業界のメインストリームを形成するのは、そう遠くないだろう。
(取材=三輪 大輔)
(取材=三輪 大輔)
代表取締役社長の仲尾憲明氏(左)と同店店長の堀貴博氏
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