更新日: 2018年09月12日
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美大出身のオーナーが手掛ける、渋谷の百軒店にOPENした注目のお店『小料理 百けん』

渋谷駅から道玄坂を上り、3分ほど歩くと百軒店(ひゃっけんだな)と呼ばれるエリアに辿りつく。1923年の関東大震災後に作られ、かつては渋谷の賑わいの中心を成したエリアで、現在も多くの個性的な飲食店が軒を連ねている。その百軒店の奥深い場所に3月14日にオープンしたのが「小料理 百けん」(店主 松﨑友江氏)だ。

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隠れ家風のカフェを思わせる外観で、若い世代の来店も多いという
店主の松﨑氏にとって、同店は初めての店舗となり、飲食オーナーとしてのデビューの場ともなる。店のコンセプトについて同氏は、「当店が目指しているのは、遊び心のある小料理屋です。和食ならではの魅力を生かした料理をカジュアルに楽しんでもらいたいと考えています。多くの常連客が集う店にしていけたらうれしいですね」と話す。

そもそも同氏は武蔵野美術大学を卒業しており、「小料理 百けん」をオープンする前は、ジュエリーデザイナーとして働いていた。ただ料理をすることが好きで、友人を招いて自宅でホームパーティーなどを行ったり、ワインエキスパートの資格を取得したりしていたという。やがて会社生活を数年経験する内に、「人と接する仕事がしたい」という気持ちが高まり、週一回、知り合いから紹介された飲食店でアルバイトを始める。そこでフードビジネスの魅力を感じた同氏は、将来的に自分の店を持つことを目標に転職を決意。渋谷区猿楽町にある「煮込みDining Choi.s」に飛び込んだ。同店はオープンダイニングで客とコミュニケーションを取りながら接客をするスタイルを取っており、多くの常連がいたそうだ。松﨑氏は、そうした環境にフィットしたこともあり、ほどなく副店長を任されるまでになる。そして2年務めた後、当初のビジョン通り独立をし、「小料理 百けん」をオープンさせた。
カウンターの後ろに描かれている壁画が飲食的な店内
そんな同店には、松崎氏がこれまで築いてきたキャリアや人脈の力が結集されている。まず内装やデザインは、同氏の大学時代などの友人が中心となって作られた。店内は木の温もりが感じられる空間になっており、店舗コンセプトを表現した壁画なども描かれている。外観は小料理屋から連想されるハードルの高さを解消することを狙い、友人のフラワーアーティストが創作を施してカジュアルさを演出した。また、多くの常連客が集う店にしたいという松崎氏の願いを実現するため、重厚な木材を使用したカウンター席では、客とのコミュニケーションが楽しめるようになっている。同店では、非日常感を感じると同時に落ち着いた時間を過ごせる店内空間を通して、同店の奥深い魅力を感じることができるだろう。
卓上でバーナーを使って完成させる「自家製 炙りしめ鯖」は、香ばしい香りと味わいが特長だ
メニューには、素材の良さを生かしたり、出汁を効かせたりする和食本来の美点を生かしながら、どこかアクセントのある料理が揃う。例えば、卓上でバーナーを使用して仕上げる「自家製 炙りしめ鯖」(700円)や香ばしくてクリーミーな味わいが特徴の「焦がし醤油のポテサラ」(600円)など、誰もが知っているけれど驚きのあるメニューがラインアップされている。ドリンクは和食に合うことを基準に選定されており、「杜氏鑑」(600円)や「楚々 美山錦」(900円)などの日本酒をはじめ、焼酎やワインまでオーナーの松﨑氏厳選の逸品が並ぶ。グランドメニューのほかにも、本日のオススメが用意されていて、料理もドリンクも日によって新しい発見がある仕掛けが施されている。
オーナー自身が味わって、本当に美味しいと思ったドリンクを揃えるようにしている
今後の展開について、同氏は「当店があるエリアは百軒店と呼ばれる、とても歴史のある地域です。店名の『百けん』も、その地名にならって付けました。だからこそ、まずは地域に根付いて、長く愛される店にしていきたいと考えています。将来的には、女性でも働きやすい職場環境を実現して、みんなで仕事を分担しながら着実にお店を成長させていけたら最高ですね」と語る。現在、オープン時にプロモーションなどを積極的に行っていないにも関わらず、リピーターが生まれたり、メディア関係の取材が入ったりしているそうだ。美大出身の松﨑氏の感性やセンスがフードビジネスで花開き、今、大きく花開こうとしている。

(取材=三輪大輔)
店主の松﨑友江氏
【店舗情報】
店名:小料理 百けん
住所:東京都渋谷区道玄坂2-20-10 豊田ビル1F
アクセス:JR・私鉄各線渋谷駅から徒歩7分
電話:050‐1407‐0885
営業時間:18:00~翌1:00
定休日:不定休
坪数客数:10坪・24席
客単価:4500円
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