更新日:
2018年09月12日
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角打併設の一軒家ビストロ「SAKE × 牡蠣鉄板 港町バル」学芸大学に日本酒と三陸シーフード発信の拠点が誕生
10月14日、角打が併設されたシーフードビストロ「SAKE × 牡蠣鉄板 港町バル」が学芸大学駅の近くにオープンした。舌の肥えた客層に応えるように質の高い個店が多く集まるこの街に、また新たなアドレスが加わった。経営は、林デザインオフィス(宮城県仙台市、代表取締役 林泰弘氏)。2012年、同業態で中目黒にオープンさせた「白ワイン × 魚介 港町バル」をカスタマイズして進化させた同店。
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店の手前側は角打スペースとなっており、著名なSAKEプランナーである木村光氏が厳選した20種類以上の日本酒を楽しめる。奥は、同社が得意とする牡蠣を中心としたシーフードバルで、三陸直送の新鮮な魚介類を堪能できる。食材やドリンクの選択が深く追求されており、同社が走ってきた10年間の集大成とも言える店だ。
学芸大学駅西口からすぐの路地にある一軒家を改装。民家だった物件のよさをそのままいかしたデザインはネジアーキテクツによるもの
同社は、宮城県仙台市で創業。和食居酒屋やイタリアン、フレンチなど多業態で出店を重ね、地元食材を大切にする丁寧な店づくりで、いずれも地元から愛される店へと成長させてきた。2014年、中目黒に「屋根裏のパリ食堂」で東京一号店をオープンさせ、一躍人気店に。その後、「港町バル」「金市朗」などを都内で展開してきた。どの店も東北の上質な食材をふんだんに取り入れたメニューが、東京のお客にもウケた。そこには美味しさだけではなく、氏の想いが詰まっているからかもしれない。宮城県出身の同氏は3.11の震災後、県内の漁港を訪ね歩くうちに「何か一緒に新しいことができないか」と感じるようになった。そこから、地元漁師との関係を深めていき、石巻漁港などでとれた魚介を一年を通して安定的に仕入れるルートを確立。店にとってだけではなく、地元漁師にとってもメリットになるウィンウィンの関係を築いたのだ。だから、「″応援“や“復興”のためにやっているのではなく、地元の食材で、自分たちが行きたいと思う楽しいお店をつくることが目的」だ。この考えはずっと一貫している。飲食店は、おいしくて楽しいのが大前提、というわけだ。
入ってすぐの角打スペースは立ち呑みでも、椅子に腰掛けながらでも楽しめる。新たに自分のお気に入りの銘柄や飲み方を発見できるかも
同店がメインに据えるのは、日本酒と牡蠣。日本酒のセレクトは、SAKEプランナーとして活躍する木村光氏が監修。日本酒をメインに供する角打スペースのテーマは「オーナー自身が全国から探してきたおもしろいモノ、ヒト、コトを紹介する日本酒ラボ」だ。日本酒は、時季に合わせてその時々においしいものを厳選。角打スペースで楽しめるテイスティングセット「今週の三種飲み比べ」(50ml×3種、900円)では、酒蔵違いで“特別純米酒”を飲またり、同じ酒でも酒器や料理との合わせを変えてみたりと、プロ目線の提案が効いている。またクラフトビールも4タップ設置し、樽生で提供しているのも同店の魅力を高めている。
「オイスターブッラータ 本日の生牡蠣盛り合わせ」。まずは、“新昌”ブランドのミルキーでうまみのつまった牡蠣をそのまま味わってほしい
食事は、角打スペースでは、日本酒のあてにぴったりな小皿料理を用意する。「今週の海の珍味三種」(900円)をはじめ、「牡蠣の塩辛」(500円)や「港町バルのおでん」(各100円〜)などだ。奥のビストロでは、三陸の魚介類をメインにつかった料理が供される。牡蠣は、同社とこれまで長年付き合いのある「世界の牡蠣王」と呼ばれる“新昌”ブランドを使用。そのうまみたっぷりの新鮮な牡蠣を、鉄板で豪快に焼上げるなど、産地仕込みの料理の数々で迎えてくれる。牡蠣をはじめとした三陸の海の幸を贅沢に使ったシーフードビストロメニューは、すでに多くの客を引き寄せる人気ぶりだ。「新昌牡蠣の鉄鍋蒸し」(4個1200円〜)は港町バルの名物料理。ほかにも「草鞋牡蠣のグラタン」(1個650円〜)、「三陸産サバの燻製」(500円)、「エビの鉄板焼きパクチー添え」(1650円)、「本日仕入れ鮮魚のアクアパッツァ」(M1680円〜)などの海鮮料理が並ぶ。
「草鞋牡蠣のグラタン」(1個650円〜)は、エスカルゴバターや、キノコホワイトソースなど4種類。盛り合わせプレートは2980円
今後の展開については、「とにかくおもしろくて新しいことにどんどん挑戦していきたいです」と林氏。すでにプノンペンで出店したことについて尋ねると、「アジアの人は明るくて楽しい。それに日本よりも明確なターゲティングやマーケティングがないと勝てない市場です。それがビジネスとしても興味深く、いろんな可能性を感じています」と、揚々と話してくれた。宮城出身の青年が、震災を機に東京へ、海外へ。これからさらに広がる彼のビジネスは、三陸の地も一緒に世界に広めていくことだろう。
(取材=望月 みかこ)
(取材=望月 みかこ)
二列目中央が林デザインオフィス代表取締役 林泰弘氏。一列目右、SAKEプランナーの木村光氏
【店舗情報】
店名:SAKE × 牡蠣鉄板 港町バル
住所:東京都目黒区鷹番3-8-15 長屋ビル 101
アクセス:学芸大学駅から徒歩2分
電話:03-6451-0167
営業時間【バルスペース】16:00~翌2:00
【メインスペース】18:00〜翌2:00
定休日:不定休
坪数客数:22坪・40席
客単価:角打2000円、メイン4000円
運営会社:株式会社 林デザインオフィス
店名:SAKE × 牡蠣鉄板 港町バル
住所:東京都目黒区鷹番3-8-15 長屋ビル 101
アクセス:学芸大学駅から徒歩2分
電話:03-6451-0167
営業時間【バルスペース】16:00~翌2:00
【メインスペース】18:00〜翌2:00
定休日:不定休
坪数客数:22坪・40席
客単価:角打2000円、メイン4000円
運営会社:株式会社 林デザインオフィス
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