更新日:
2018年09月12日
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【話題店チェック】四ツ谷を中心に赤坂、新宿で店舗展開する注目のライナ初のビール業態。新宿御苑にある牛タン×クラフトビールの人気店「Vector Beer (ベクタービア)」のならびに、ビアスタイル「IPA」に特化した2号店「Vector Beer Factory(ベクタービアファクトリー)」が2014年12月にオープン
四ツ谷を中心に赤坂、新宿でバル業態や日本酒業態を計10店舗運営し、注目されているライナ(東京都新宿区、代表取締役 小川雅弘氏)。同社初のビール業態として、2013年11月に「牛タンとクラフトビール」というテーマで「Vector Beer(ベクタービア)」を新宿御苑に出店。そして昨年、12月にビール業態2店舗目となる「Vector Beer Factory(ベクタービアファクトリー)」をオープン。
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なぜ、ビール業態を出すことになったのか、小川氏は「4年前にクラフトビールにはまり、クラフトビール業態の出店をしたいと思っていたのですが、当時はワイン業態がはやっていたのでややためらっていました」。そのような折にタイミング良く新宿御苑でテラス付きの居抜き物件が見つかったことで「ベクタービア」を出店。当時のクラフトビールはマニアックな嗜好品。そのため、あらゆる世代、あらゆる人にクラフトビールを飲んでいただけるお店をつくりたい。と「ベクタービア」のビールは統一価格で(280 ml 450円)、ほかのビアバーとの差別化を意識し、料理は牛タンに特化した。結果、徐々に客数も増え、周辺ワーカーや住民など常連客も増えた。
内装も男前なスタイル。設備以外、ほぼ自前で工事を行う
1号店が混み、常連客が入れなくなってきた頃に、2軒隣に物件が空き「Vector Bee Factory」の出店を決めた。2号店のビールコンセプトは、強いホップの苦みと高いアルコール度数が特徴の「IPA(インディア・ペールエール)」というスタイルのビールに特化することだ。「他のクラフトビール店の『IPA』は3~6タップ。それならば『IPAならここの店』という店があってもいいだろう、と考えた」という。全タップ数17種。そのうち、12種が「IPA」。その他5種は、飲みやすいフルーツビールや小麦のビール、季節のビールをセレクトしている。特化した戦略があたり「IPA」好きが集まる。固定客をうまく取り込み、8割がリピーターとのこと。平日は近隣の会社員が訪れ、年齢層は幅広く20~50代。6対4で男性客の方が多い。店の内装はほぼ自前で「クラフト(手づくり)」だ。ビール用の冷蔵庫も1日かけて自分たちで組み立てるという徹底ぶり。
左上から「春菊ボンバー」「自家製ボロネーゼの爆弾オムレツ」。左下「10種の野菜の蒸しバーニャカウダ」「秋田県産八幡平ポークのタリアータ」
料理はオーブン料理をメインとした男前スタイル。豪快に、大胆に盛りつける。ステーキなど焼き物は皿を使用せず板に乗せる無骨なスタイル。挽肉をたっぷり使用したオムレツをオーブンでスフレのように焼き上げた「自家製ボロネーゼの爆弾オムレツ」(680円)。上質な脂と旨味が特徴の「秋田県産八幡平ポークのタリアータ」(1080円)。肉メニューがメインだが、野菜も忘れてはいない。「10種の野菜の蒸しバーニャカウダ」(880円)は、旬の野菜をオーブンで蒸している。男らしさに優しさも添えたメニュー構成だ。「IPA」と合わせる料理の工夫について、店長兼料理長を兼務する刈谷良氏は「1号店でも人気の『春菊サラダ』は、さっぱりとした味わいから『IPA』に負けないパンチのある自家製ドレッシング作り直した結果、リピーター続出の鉄板メニューになりました」と話す。「春菊ボンバー」(750円)。
店長の刈谷良氏。さまざまな工具がビアハンドルになっている
多くの人にクラフトビールを飲んでもらいたい、という小川代表の強い想いから、なるべく低価格帯で提供できるよう調整をかけた。ビールは統一価格グラス(280 ml 450円)とパイント(540ml 750円)。醸造所との直接仕入れのパイプをつくり、地代をおさえ、店舗内装も自前。しかし、初期投資をおさえる目的だけではない。店づくりのプロセスをスタッフ全員と共有することで、お店に対する愛着が生まれることも大きなメリット。宣伝費をかけないのも小川代表ならではのこだわり。なぜドミナント出店戦略なのか、その理由について小川代表は「沿線で近くに出店すれば自分たちの店を回遊してくれるため」と話す。今後について「もともと自分たちでビールをつくりたいと、2号店は醸造所スペースを設けています。区と調整しながら、現在進めています」という。クラフトにこだわる「Vector Beer Factory」のオリジナルビールができあがるのが待ち遠しい。
(取材=渡辺 未来)
(取材=渡辺 未来)
代表取締役 小川雅弘氏
【店舗情報】
店名:Vector Beer Factory (ベクタービア ファクトリー)
住所:東京都新宿区新宿 1-36-7 川本ビル1F
アクセス:東京メトロ 丸ノ内線 新宿御苑駅 徒歩3分
東京メトロ 丸ノ内線 新宿三丁目駅 徒歩6分
電話:03-5315-4744
営業時間:17:00~24:00
定休日:日曜・祝日
坪数客数:50席・25坪(内カウンター16席)
客単価:3000円
運営会社:ライナ株式会社
店名:Vector Beer Factory (ベクタービア ファクトリー)
住所:東京都新宿区新宿 1-36-7 川本ビル1F
アクセス:東京メトロ 丸ノ内線 新宿御苑駅 徒歩3分
東京メトロ 丸ノ内線 新宿三丁目駅 徒歩6分
電話:03-5315-4744
営業時間:17:00~24:00
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坪数客数:50席・25坪(内カウンター16席)
客単価:3000円
運営会社:ライナ株式会社
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