更新日: 2018年09月12日
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「がぶ飲みワイン サルノコシカケ」が6月6日オープン ワイン×肉の新業態で、国分寺で愛される店を作っていく

新宿駅からJR中央線の中央特快で20分ほどの国分寺駅。近年、商業施設とタワーマンションが一体となった大型複合ビルの建設が行われるなど再開発も進み注目が高まる。国分寺駅の北口から3分ほど歩くと、漆黒の壁面に小さな窓があるだけでの建物に出くわす。そこが6月6日にオープンした「がぶ飲みワイン サルノコシカケ」だ。運営は猿屋一家(東京都国分寺市、代表取締役 藤野裕章氏)で、直営だと5店舗目の展開となる。

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扉に小さく店名が貼ってある以外、目印のない外観が客の期待感をあおる
もともと同店は、肉・野菜・ワインをメインにした「国分寺街角酒場 P-man(ピーマン)」という店だった。国分寺の人気店の一つとして、オープンしてから7年間も支持され続けたが、今回、完全リニューアルを決行。完全に別の業態に作り変えた理由について、代表取締役の藤野氏は次のように話す。「しっかりとディナーも楽しめる店にしたい。そう思って、当店をオープンさせました。キッカケは、スタッフからの提案です。実を言うと、P-manもスタッフの提案が発端となって出来上がった店でした。現場をよく知っているスタッフの提案だからこそ、お客さんのニーズに対応できるだけでなく、当社らしい店舗もできるのはないでしょうか。今回は、肉とワインをキラーコンテンツにして、長く愛される店を作っていきたいですね」。
料理とドリンクに分かれたカウンター席だけの店内は、大人がゆっくりと楽しめる作り
同店のデザインは、スタジオムーン(東京都港区、代表取締役 金子誉樹氏)の乙部隆行氏が手掛けた。店内は30席のカウンターのみとなっており、同社の強みである対面での接客力を生かす。ただ外観は、交差点の角地にあるにも関わらず、店名が分かるような看板はなく入口も狭い。その狙いについて、同氏はこう語る。「あえて入口を狭くして、店内が広く感じるような作りにしました。他のエリアから国分寺に飲みにくる方は、あまりいません。ほとんどが知り合いや常連の方となるため、地域に根差した店舗作りが必須です。だからこそ、当店では外からの視線を気にしないで楽しめる作りにしました。扉に小さく店名を貼っている以外、店を認知させる手段はありませんが、SNSや口コミで少しずつ認知されていけばいいと考えています」。
手間をかけて肉のうまみを引き出した「10種のスパイスミックスで寝かせた豚バラロール巻き」(980円)
メニューの中心は「グリルミート」と名付けられた料理だ。本格的な肉料理の提供は、同社で初めての試みとなる。そのため同店のオープン前には、店長が他店へ修行に出て、新しい料理法を体得。そのノウハウを生かして、「10種のスパイスミックスで寝かせた豚バラロール巻き(ボルケッタ)」(980円)と「牛ハラミのタリアータ」(980円)、「サルノコシカケB.B.Qスタイル(その日のお肉で大串焼き)」(880円)、「仔羊の自家製サルシッチャ」(780円)の4つのメニューがそろう。この他にも、おすすめメニューがラインアップされており、「ブラックアンガス牛ザブトン」(1680円)や「日高四元神威豚肩ロース」(1280円)といった肉料理をはじめ、「冷製 生ハムとルッコラのトマトソース」や「男!!ベーコンのブラックペペロンチーノ」などのパスタも980円で並ぶ。一方、ドリンクの柱はワインだ。店内にはワインセラーが完備されており、50種類近くのボトルワインをラインアップ。また、ワインをよりカジュアルに楽しんでもらうため、「コップワイン」(140mm 380円)という提案も行う。
値段以上のクオリティの高さを誇る「ブラックアンガス牛ザブトンのタリアータ 」(1680円)
「サルノコシカケ」。ただ藤野氏は、何年後に何店舗の展開というビジョンは描いていない。あくまでも人材の成長と物件のめぐり合わせで展開を決めていく。店舗作りも、決して焦らない。オープンと同時にヒットする業態ではなく、タイムリーにマーケットに合せながら、根強いファンを持つ人気店を作り出す。実際、これまでのケースだと3年かけてヒットされた店舗もある。その丁寧さこそ、愛される店作りの秘訣なのだろう。同店の成長が国分寺の可能性を広げていくことは間違いない。

(取材=三輪 ダイスケ)
猿屋一家の代表取締役・藤野裕章氏(写真左)と店長の清水広太氏
【店舗情報】
店名:がぶ飲みワイン サルノコシカケ
住所:東京都国分寺市本町3-10-17 田中ビル 1F
アクセス:JR・西武国分寺線・国分寺駅から徒歩3分
電話:042-324-5599
営業時間:18:00~翌4:00
定休日:なし
坪数客数:20坪 30席
客単価:4000円
運営会社:株式会社猿屋一家
オープン日:2017年6月6日
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