更新日:
2020年02月07日
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武蔵小山に気軽な地域密着ビアスタンド「Via STANd」が開業
12月10日、武蔵小山に「Via STANd(ビアスタンド)」がオープンした。目下、再開発が進行中の同エリアの目玉となる複合施設、パークシティ 武蔵小山 ザ モールの3階に立地する。運営会社は、清掃業をメイン事業とするポケッツ。中心となって店づくりと運営を行うのは、同社の営むカラオケスナック「6GRAMS」で3年にわたり店長を務めた森 脩平氏だ。
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「クラフトビアマーケット」で料理長や店長勤めた後、サンフランシスコに滞在
店長の森 脩平氏は、地元・福岡の調理師専門学校を卒業後に上京、ホテルやカフェ、オーガニック野菜のビストロ、西麻布のレストランなどで料理の腕を磨いてきた。自分の武器となる専門分野がほしいと考え、当時盛り上がり始めていたクラフトビールを学ぼうとステディワークスが展開する「クラフトビアマーケット」で働き始めた。神保町店や虎ノ門店で料理長や店長を務め、大手町店では立ち上げも経験。その中でクラフトビールの奥深さに気づき、魅了されていったという。2016年9月に退職し、クラフトビールの本場、アメリカはサンフランシスコへ渡った森氏。約1カ月、現地の飲食店で働きながら、休日にはブルワリーやレストランを巡り見識を深めた。

武蔵小山駅前のパークシティ 武蔵小山 ザ モール3階に立地。全面ガラス張りで中の様子がよく見え、入りやすい店がまえ
帰国後は、縁あって武蔵小山の「6GRAMS」の店長をしながら、独立に向けて物件探しを並行して開始。しかしなかなか物件に巡り合えず、一方で「6GRAMS」の店長として店を切り盛りし、気づけば3年が経過していたという。もとはカラオケスナックだった同店だが、森氏が得意とするクラフトビールや焼酎を充実させ、多くの常連を作っていった。その実績から今回の新店舗を任され、「独立への糧にしたい」と自身が好きなクラフトビールに特化した店を作り上げた。

木を多用しクラフト感ある店内。オープンキッチンを囲むカウンター席に、4名掛けテーブル席も2つ配置し、一人飲みからグループまで対応
毎週入れ替わるクラフトビールに、旬を極めたビストロ料理
物件は武蔵小山の駅目の前に完成したばかりの複合施設、パークシティ 武蔵小山 ザ モール内。低層階は商業ゾーン、上層階は高級マンションが入る高層ビルで、同店は3階に入居する。11坪の店内は、オープンカウンター12席に、奥にテーブル8席を配置し、オーナー手作りの木製テーブルを置くなど、気取らない雰囲気に仕上げた。
看板は6タップを揃えるクラフトビール。「自分が飲みたいもの、自分が好きなブルワリーのもの」(森氏)を樽替わりで揃える。取材時は、山梨のブルワリー、OUTSIDERで醸造した同店オリジナルのハイビスカスやカモミールが香るセゾン「Momo-iro HibiscuSHU Saison」を筆頭に、国産と海外産を半々ほどのバランスで揃え、Regular 900円~、Small 650円~。「タップ数が6と多くはないので、1週間ほどで入れ替わります。毎週来ても違ったラインナップを楽しんでもらえます」と森氏は話す。
加えてワインをグラスで赤・白を常時各1品(600~900円)、ボトルで約30品(4500~15000円)を用意し、日本ワインも多数。「ビールが飲み疲れたら焼酎に行くのが好きで」(森氏)と、焼酎は芋と麦を各4品、クラフトにこだわったものを厳選し600円~。「静岡県朝比奈3号緑茶ハイ」「兵庫県産黒胡麻麦茶ハイ」(各500円)など国産茶葉にこだわったお茶割りや、レモンサワー向けに栽培された広島・瀬戸内産の無農薬レモンを使った「コールドプレスレモンサワー」(750円)も好評だ
看板は6タップを揃えるクラフトビール。「自分が飲みたいもの、自分が好きなブルワリーのもの」(森氏)を樽替わりで揃える。取材時は、山梨のブルワリー、OUTSIDERで醸造した同店オリジナルのハイビスカスやカモミールが香るセゾン「Momo-iro HibiscuSHU Saison」を筆頭に、国産と海外産を半々ほどのバランスで揃え、Regular 900円~、Small 650円~。「タップ数が6と多くはないので、1週間ほどで入れ替わります。毎週来ても違ったラインナップを楽しんでもらえます」と森氏は話す。
加えてワインをグラスで赤・白を常時各1品(600~900円)、ボトルで約30品(4500~15000円)を用意し、日本ワインも多数。「ビールが飲み疲れたら焼酎に行くのが好きで」(森氏)と、焼酎は芋と麦を各4品、クラフトにこだわったものを厳選し600円~。「静岡県朝比奈3号緑茶ハイ」「兵庫県産黒胡麻麦茶ハイ」(各500円)など国産茶葉にこだわったお茶割りや、レモンサワー向けに栽培された広島・瀬戸内産の無農薬レモンを使った「コールドプレスレモンサワー」(750円)も好評だ

看板料理の肉の低温調理は牛、豚、羊などそのときどきで用意。季節感を意識した野菜をふんだんに使用し、付け合わせにもこだわる
料理経験の長い森氏が腕を振るうメニューは、低温調理の肉料理が自慢。「国産仔牛シンタマ」「SPF林ポークロース」「オーストラリア産 羊モモ肉」(各200g1980円、ハーフ1180円)など日替わりで、100gずつの2種盛にも対応する。そのほか、「牛スジのクラフトビール煮込み 柔らかしみしみ大根」(850円)、「マグロのバルサミコマリネ 山うど添え」(880円)、「変わりキノコ4種と陸奥産帆立のスパゲティー」(1150円)などビールに合うビストロ料理を揃える。森氏が重視するのは旬の素材。「せっかく四季がある日本なのだから、最も美味しい状態で楽しめる旬のものを使いたい。冬の今なら、山うどや大根、新ゴボウなどを取り入れたり、肉料理の付け合わせには福岡でしか採れないつぼみなを使ったり。夏野菜のパプリカやズッキーニも仕入れることは可能ですが、使っていません」と話す。

「福岡県産 鰆の低温調理~グランメゾンムサコ風~」(一切れ900円、二切1680円)。某ドラマをオマージュした一品。旬の鰆を低温でふっくらと仕上げ、デコポン、ウイキョウ、グリーンペッパーなどを使ったソースを添える
地元に愛される店づくり、そして外からも人を呼べる店を目指して
今後の目標は「まずは地元に愛される店づくり」として、「この武蔵小山では開発が進み、地元だけでなく外からも人が来る街になりつつある。当店もその目的のひとつとなるような店にしたい」と語る。「店名の“Via”は”経由する“の意。仕事帰りに、休日の楽しみにと、当店が、誰かにとって1日の中で”経由する場所“でありたい。”STANd“の”STAN“を大文字にしているのは、アメリカのスラングで”熱狂的”という意味があるから。熱狂的なファンが付く店にしたいという決意が込めました」とも。
将来はクラフトビール店を独立開業することも視野に入れる森氏。アメリカのブルワリーから直輸入したビールの提供や、さらなる調理技術の向上など、やりたいことはたくさんあるという。「目標に向けて、まだまだ勉強することはある。スタッフを育てて自分の時間を作り、オペレーション以外のことにも目を向けて店をブラッシュアップしていきたい」と意
(取材=大関 まなみ)
将来はクラフトビール店を独立開業することも視野に入れる森氏。アメリカのブルワリーから直輸入したビールの提供や、さらなる調理技術の向上など、やりたいことはたくさんあるという。「目標に向けて、まだまだ勉強することはある。スタッフを育てて自分の時間を作り、オペレーション以外のことにも目を向けて店をブラッシュアップしていきたい」と意
(取材=大関 まなみ)

店長の森 脩平氏。店づくりにイチから携わり、日々、中心となって店を切り盛りする
【店舗情報】
店名:Via STANd (ビアスタンド)
住所:東京都品川区小山3-15-1 パークシティ武蔵小山ザモール 3F
アクセス:武蔵小山駅から徒歩1分
電話:03-6421-6388
営業時間:【平日】12:00~15:00 (LO14:30)、17:00~25:00(LO24:30)【土・日・祝】15:00~25:00(LO24:30)
定休日:月曜(祝の場合は営業、翌火曜休み)
坪数客数:11坪20席+テラス席
客単価:3500円
運営会社:株式会社ポケッツ
オープン日:2019年12月10日
店名:Via STANd (ビアスタンド)
住所:東京都品川区小山3-15-1 パークシティ武蔵小山ザモール 3F
アクセス:武蔵小山駅から徒歩1分
電話:03-6421-6388
営業時間:【平日】12:00~15:00 (LO14:30)、17:00~25:00(LO24:30)【土・日・祝】15:00~25:00(LO24:30)
定休日:月曜(祝の場合は営業、翌火曜休み)
坪数客数:11坪20席+テラス席
客単価:3500円
運営会社:株式会社ポケッツ
オープン日:2019年12月10日
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