更新日:
2018年09月12日
1
お気に入り
【ニューオープン】味噌や麹を店の主役にして、活菌酒場という新ジャンルを確立。寿司の板前として15年のキャリアを持つオーナーが「活菌酒場 菌太郎」を個性的な店がひしめく野毛に4月27日オープン
JR・ブルーライン桜木町駅から徒歩すぐのエリアに広がる街、野毛。500店以上の飲食店が軒を連ね、個性的な店主たちがしのぎを削っている。そのような野毛に程近い立地に4月27日オープンしたのが「活菌酒場 菌太郎」だ。
- FOOD STADIUM
- 飲食店・レストランの“トレンド”を毎日配信す...
オーナーの角地直氏は、寿司の板前として15年キャリアを積んだ後、居酒屋で5年間、店長を務めてから独立。出店に際して同エリアを選んだ理由について角地氏は「野毛は個性的な店が揃う地域です。周囲の飲食店から刺激を受けることができますし、生き残っていくためには常に店のレベルを向上させていかなければいけません。こうした環境で、どこまでやれるか挑戦したかったのです」と話す。
活菌酒場という店のコンセプトは、もともと味噌が好きであった角地氏が居酒屋の店長をしていた時代に思いついたそうだ。「居酒屋の店長をやっている時、手作り味噌を作るサークルに参加する機会がありました。でき上がった味噌は、粗ごし大豆で手作り感もあり、野菜につけるだけで素材の良さを引き立てます。居酒屋で提供したところ、お客さんの評判も上々です。そして味噌から麹類に興味が広がり、店のコンセプトができ上がりました」と角地氏は語る。数年前、塩麹に端を発した麹ブームがあったが、一過性のムーブメントでマーケットは下火となった。同店では健康食でもある麹の良さをしっかりと追求し、魅力ある料理を提案することで、健康和食として麹を定着させたいという。「当店では普段は脇役に回ることの多い味噌や麹が主役です。使用する味噌も、店内で私自身が手作りしています。大切なのは基本です。見た目などの奇抜さなどでお客さんの興味を引くのではなく、料理の味で満足をしてもらいたいと考えています」と同氏。
カウンター席の他に座席もあり落ち着いた時間を過ごすことができる
料理に関しては、角地氏考案のオリジナルメニューが並ぶ。お店のコンセプトを知ってもらいたいと期間限定で提供している「麹納豆腐」(350円)、3種類のキノコを味噌と酒粕であえた「キノコの味噌っかす」(450円)、甘酒と塩麹のつけダレに旬の魚を3日間浸してから焼く「魚の甘酒焼き」(680円)など、味噌や麹の魅力がつまった料理を揃えている。メニュー作りのこだわりについて「当店では日によって漬物や魚を変えたりして、常に新しい提案をしています。提供しているメニューも、私が麹を使って新しい味が作れないか研究を重ねたものです。本当に自分で美味しいと思った料理しか提供していません」と角地氏。こうした試行錯誤の結果、醤油麹と味噌を合わせたタレで食べる「麹餃子」(550円)なども開発された。
麹でまぐろの旨みを引き出した「まぐろ麹漬け」(450円)
ドリンクに関しても、日本酒は石川の「天狗舞」(1合770円)や佐渡の「北雪」(1合770円)、そして秋田の「雪の茅舎(ぼうしゃ)」(1合920円)、岩手の「南部美人」(1合920円)など角地氏こだわりの一本を味わうことができる。焼酎も「からり芋」(370円)や「はげあたま」(480円)などの芋焼酎から、米、麦、黒糖焼酎までラインナップは幅広い。ビールやカクテル類もメニューに並んでいる。
お通しとして提供される「自家製豆腐」
「野毛は食に対する意識の高い方が多くいます。お客さんの舌がとても肥えているエリアです。こうしたお客さんに満足してもらうためにも、常に新しい提案をして、食べた後に驚きのある料理を提供していく必要があります。全てのお客様を100%満足させることは不可能かもしれません。しかし、そこに少しでも近づいていけるように取り組んでいくつもりです」と角地氏は語った後、今後のビジョンについても話を聞かせてくれた。「野毛に行ったら、まずは菌太郎と言われる存在になりたいと考えています。当店にしかない味、当店でしか食べることのできない料理で勝負をしていきたいです」。和食の代表格である寿司。そこで15年のキャリアを積んだ角地氏が、同じく和食の調味料として欠かせない麹の世界で「活菌酒場」という新ジャンルの確立に挑む。
(取材=三輪 大輔)
(取材=三輪 大輔)
健康和食を楽しめる活菌酒場のジャンル確立を目指すオーナーの角地直氏
【店舗情報】
店名:活菌酒場 菌太郎(かつきんさかば きんたろう)
住所:横浜市中区宮川町2-55-1 ルリエ横浜宮川町206
アクセス:京急 日ノ出町駅より徒歩5分
JR・ブルーライン 桜木町駅より徒歩8分
電話:045-334-7209
営業時間:月・水~金 17:00~24:00
土・日 16:00~23:00
定休日:火
坪数客数:20坪・22席
客単価:2500円
店名:活菌酒場 菌太郎(かつきんさかば きんたろう)
住所:横浜市中区宮川町2-55-1 ルリエ横浜宮川町206
アクセス:京急 日ノ出町駅より徒歩5分
JR・ブルーライン 桜木町駅より徒歩8分
電話:045-334-7209
営業時間:月・水~金 17:00~24:00
土・日 16:00~23:00
定休日:火
坪数客数:20坪・22席
客単価:2500円
\ SNSでシェア /
- FOOD STADIUM
- 飲食店・レストランの“トレンド”を毎日配信するフードビジネスニュースサイト「フードスタジアム」⇒ http://food-stadium.com/
アクセスランキング
1
11/1│紙屋町・パセーラ6階にオープン!注目のフードホール『reDine 広島』全店を紹介!
favy
2
「会員しか飲めない」発売前ワインの先行試飲会。醸造家も参加した29ON会員限定「メーカーズディナー」はどんな感じ?
favy編集部
3
広島|話題の麻辣湯がパセーラに!50種の具材から組み合わせる『TAN TAN』が11/1オープン
favy
4
新宿に陽気な沖縄居酒屋が上陸!ラフテーや海ぶどうをアテにオリオンで乾杯!『琉球キッチン東屋慶名』
favy
5
11/1〜3限定│生ビールが100円に!紙屋町・パセーラ6階『reDine 広島』開店イベント開催
favy
オススメ記事
1
新宿に陽気な沖縄居酒屋が上陸!ラフテーや海ぶどうをアテにオリオンで乾杯!『琉球キッチン東屋慶名』
favy
2
梅田駅すぐ!ランチはバゲットとドリンクの食べ飲み放題付き!生パスタ専門店『pasta stand』
favy
3
新宿|クラフトビール・日本酒・ワインを飲み放題!沖縄料理やステーキとのマリアージュを堪能『reDine新宿』
favy
4
11/1〜3限定│生ビールが100円に!紙屋町・パセーラ6階『reDine 広島』開店イベント開催
favy
5
広島|瀬戸内の刺盛りに地元の味「がんす」、地酒飲み比べも!『和Bistroさくら』が開業
favy
グルメイベント
11/5〜|唐辛子とマヨネーズの旨辛タッグ!「コチュマヨ唐揚げ定食」が松のやに新登場!
11月5日(水)
〜
11/5〜|痺れる旨さがクセになる「麻辣もんじゃ」が新登場!『どてっぱん』で究極のシビ辛を体験せよ!
11月5日(水)
〜
12月28日(日)
11/5〜|スパイシーで食欲そそる!タイ風まぜ麺「バーミーガパオ」に注目!『マンゴツリーカフェ』
11月5日(水)
〜
11/4〜|昨年大ヒット!最大20個の牡蠣が堪能できる「赤から牡蠣鍋」が今年も登場
11月4日(火)
〜
1月12日(月)
海鮮・キムチ・鶏塩から選べる鍋コースは飲み放題付き5000円〜!忘・新年会は『おおいた元気横丁』へ
11月1日(土)
〜
2月28日(土)
![美味しいお店のグルメ情報 | favy[ファビー]](/assets/logo-65ddf85918bf4526c11a5e6e46573504614db8af65614e805bb53674443a041a.png)

