上野駅から徒歩8分にある『ぽん多本家』は明治38年に創業した老舗。
元々は創業当時『ポンチ軒』という名前で営業しており、当時の「カツレツ」が今のとんかつの元になっていると言われています。
写真は「カツレツ」3,850円（税込）。この締まったお肉が非常に美味しそう！外はサクサク中は柔らかなこちらを求めてリピーターも多いそう。
厳選して仕入れたロース肉の脂身を丁寧に抜き取り、それをラードとして使い、「伝統」である低温から徐々に温度を上げながらじっくりと揚げるという製法です。豚ロースの芯の部分だけを味わうことができます。

こちらのお店はカツサンドの発祥、上野駅から徒歩5分にある『井泉 本店』。昭和5年創業、「お箸で切れる柔らかいとんかつ」という初代の言葉を今でも受け継いでいます。
カウンター席からは調理をしているところも見え、職人技を堪能できます！
写真は「ひれかつ定食」1,850円（税込）。ご飯と豚汁もついてきてボリュームも十分。脂身もなくサクッと噛み切れる柔らかいとんかつ、揚げている油もしつこくなくさっぱりと食べることができます。

『とん八亭（とんぱちてい）』は上野駅から徒歩7分にあります。写真は「ロースカツ定食」2,100円（税込）。よく叩いた肉の筋の部分に細かく包丁を入れることで脂の味が楽しめます。また、『とん八亭』のとんかつは、衣が白いのも特徴。ソースは、とんかつソース、ウスターソース、醤油、塩、ケチャップなどの自分好みの味で食べられます。

『とんかつ山家(やまべ)』は、上野駅から徒歩5分。
このお店で特筆するべきは値段！写真の「ロースカツ定食」850円（税込）はこの値段でこのボリューム。ご飯は最初から大盛りなので、普段からご飯は大盛り派という方でも『とんかつ山家』ではご飯半分でちょうどいいサイズ感との声も。
約2cmの厚さのあるロースカツからは、甘めの脂が出てきてなんとも味わい深いです。

『蓬莱屋（ほうらいや）』は、東京メトロ上野広小路駅から徒歩1分。
大正元年に初めてヒレカツを売り出したお店です。こちらのお店は「ひれかつ定食」「一口かつ定食」「東京物語膳」「串かつ定食」の4品のみ。
写真は「ヒレカツ定食」3,500円（税込）。写真の通りヒレを部位そのまま揚げているような三角の断面で、脂質の少ない肉ですが、一口食べると溢れ出る脂！幸せな気分になること間違いなしです。

上野のとんかつ店を紹介しました。
紹介した店舗は全体的に混雑傾向にありますので、並ぶことを覚悟しておきましょう。
上野には他にもたくさんのとんかつ店があるので、お気に入りのとんかつ店を見つけに足を運んでみてください。