あれは1984年のこと。
ハンバーガーのパティは牛肉という常識を覆し、ポークパティを使うロッテリアの「リブサンドポーク」が発売された。
パティの大きさは当時としては異例の大きさで、肉々しさも食べごたえも十分。
「ピリッとおいしい、大人の味」というキャッチフレーズで、長年ファンを虜にし続けてきた。
ちなみにロッテリアのもう一つの名物「エビバーガー」は1977年に商品化されている。

その「リブサンドポーク」は2019年4月30日をもって姿を消し、この1年、リブサンドファンは深い喪失感の只中にいた。そこの君もそうだろう？
しかし、冬のあとには必ず春が来る。「リブサンドポーク」が約1年ぶりにパワーアップして復活するのだ。
レギュラーメニュー化は3月12日だが、全国6つの先行販売店なら3月6日に販売を開始するという。
約1年リブサンド断ちしてふらふらの身体を奮い立たせ、さっそく渋谷道玄坂店に駆け込んだ。

復活にあたり、パティが2枚の「ダブルリブサンドポーク」が選べるようになった。
もちろん「ダブル」を選択。
程なく渡されたのは、「あーコレコレ」と膝を打ちそうになる佇まいの紙袋に入った「リブサンドポーク」。ダブルゆえ心なしかみっちり詰まっている感じ。

お久しぶり！感動の再開である。
しばらく見ぬ間に立派になって……と思ったが、それも当然「ダブル」なのだ。
よく見ればバンズの雰囲気が違う。それはバンズに小麦の風味が強い全粒粉入りのソフトフランスパンを使っているから。

ほかにもきっと改良点はあるのだろうが、正直、以前の「リブサンドポーク」の記憶が定かでない。
ともかく実食あるのみ。

なにしろ1年ぶりだ、貪るように喰らう。
塩コショウのみで仕上げられたポークパティは豚本来の旨味と肉々しさにあふれている。そこにBBQソースとハニーマスタード。
これだよ、これ！「絶品」に「てりやき」もいいけれど、ロッテリアと言えば俺にはやっぱり「リブサンドポーク」なんだ！

ロッテリアの肩をたたいて喜びを分かち合いたい帰ってきた「リブサンドポーク」は、再開を祝して5月13日まで「ふるポテセット」が50円引き！
もちろん、私が「ふるポテセット」を注文したことはいまさら言うまでもない。

◆価格はすべて税抜
「リブサンドポーク」単品440円／「ふるポテセット」810円

「ダブルリブサンドポーク」単品590円／「ふるポテセット」960円

「ふるポテセット」は5月13日までキャンペーン価格として50円引き！

◆先行販売店舗
池袋東口店、渋谷道玄坂店、お茶の水駅前店、名古屋セントラルパーク店、ミュープラット金山店、阪急梅田茶屋町口店