更新日:
2020年10月14日
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飲食不況の最中、渋谷『居酒屋一休』が1ヶ月で2000人もの有料会員を集めた理由とは?
新型コロナの影響を受け、飲食業界は苦境にあえいでいる。そんななか、新たに導入したサブスクリプション(月額定額制)サービスを用い、単店舗で1ヶ月2000人もの有料会員を獲得した店がある。コロナ不況に抗うべく奮闘しているのは、「東京で一番旨くて安い店」をキャッチフレーズに掲げる『居酒屋一休』。利用者を惹きつけるサービスの全容を解き明かす。
- SAI
- favy編集部のオジさん担当。
「東京で一番安くて旨い店 一休」はサブスクリプションを武器に飲食不況を打破する
新型コロナの影響を受け、飲食業界は苦境にあえいでいる。
そんななか、新たに導入したサブスクリプション(月額定額制)サービスを用い、単店舗で1ヶ月2000人もの有料会員を獲得した店がある。
コロナ不況に抗うべく奮闘しているのは、「東京で一番旨くて安い店」をキャッチフレーズに掲げるチェーン『居酒屋一休』の渋谷店。
グループで最初にサブスクリプションを導入した渋谷店を舞台に、利用者を惹きつける「半額」サービスの全容を解き明かす。
そんななか、新たに導入したサブスクリプション(月額定額制)サービスを用い、単店舗で1ヶ月2000人もの有料会員を獲得した店がある。
コロナ不況に抗うべく奮闘しているのは、「東京で一番旨くて安い店」をキャッチフレーズに掲げるチェーン『居酒屋一休』の渋谷店。
グループで最初にサブスクリプションを導入した渋谷店を舞台に、利用者を惹きつける「半額」サービスの全容を解き明かす。
月額500円の会費で、おつまみとドリンクがいつでも半額!
「当店のご利用がはじめてでしたら、こちらのお得な月額定額制サービスをおすすめしています」
東京と埼玉で31店舗を展開する『居酒屋一休』を訪れると、最初に問われるのが会員資格の有無。
そこで月額500円で会員になれば、その日からグランドメニュー掲載のおつまみとドリンクのすべてが半額になる。
メニューで二重に表示される価格が示すように、名物の「山盛まぐとろ」なら通常価格1,100円が550円、プレミアムモルツ中ジョッキにいたっては、通常価格500円が半額以下の190円で提供される。
月額500円の会費など1度の来店で回収できるだけに、多くの客が当然のごとく申し込んでいる。
加入率の高さの要因は圧倒的なコストパフォーマンスの高さにあるが、店舗スタッフのわかりやすく徹底したサービス説明も印象的だ。
東京と埼玉で31店舗を展開する『居酒屋一休』を訪れると、最初に問われるのが会員資格の有無。
そこで月額500円で会員になれば、その日からグランドメニュー掲載のおつまみとドリンクのすべてが半額になる。
メニューで二重に表示される価格が示すように、名物の「山盛まぐとろ」なら通常価格1,100円が550円、プレミアムモルツ中ジョッキにいたっては、通常価格500円が半額以下の190円で提供される。
月額500円の会費など1度の来店で回収できるだけに、多くの客が当然のごとく申し込んでいる。
加入率の高さの要因は圧倒的なコストパフォーマンスの高さにあるが、店舗スタッフのわかりやすく徹底したサービス説明も印象的だ。
特定日のみ半額の旧会員券から、いつでも半額のサブスクリプションへ
この「会員になれば飲食半額」のシステムは従来より「一休カード」という形で親しまれてきた。しかも、古参社員の一人によれば1975年創業の『居酒屋一休』において少なくも30年前には存在していたと言う。
「東京で一番旨くて安い店」は、ずいぶん昔から集客の重要性を意識していたのだ。
ただ、従来の「一休カード」だと「半額」になるのは「9がつく日」や「火曜日はメンズデー」など条件が限られていた。
それが今回のサブスクリプション化に伴い、客はいつでも「半額」で飲食を楽しめるようになった。
また、客がカード現物を忘れることが少なくなり、店舗としては未成年客対策にも効果を見込めるという。
「東京で一番旨くて安い店」は、ずいぶん昔から集客の重要性を意識していたのだ。
ただ、従来の「一休カード」だと「半額」になるのは「9がつく日」や「火曜日はメンズデー」など条件が限られていた。
それが今回のサブスクリプション化に伴い、客はいつでも「半額」で飲食を楽しめるようになった。
また、客がカード現物を忘れることが少なくなり、店舗としては未成年客対策にも効果を見込めるという。
入会特典として、500円分のサービス券も発行
現在『居酒屋一休』全店で「おつまみ&ドリンク半額会員」になれば、有効期限内の旧会員証の所有者には500円分のサービス券が提供されている。つまり初月分の会費は無料だ。
店舗としては今後サブスクリプションモデルを増やし、「毎日がサービスデー」を実感してもらえる展開をいろいろと企画しているという。
また、現状の月会費の決済手段はVISA、Masterのクレジットカードと各種デビットカードのみだが、今後はスマホのキャリア決済等の導入も予定され、特に若年層にとっての使い勝手も向上する見込みだ。
店舗としては今後サブスクリプションモデルを増やし、「毎日がサービスデー」を実感してもらえる展開をいろいろと企画しているという。
また、現状の月会費の決済手段はVISA、Masterのクレジットカードと各種デビットカードのみだが、今後はスマホのキャリア決済等の導入も予定され、特に若年層にとっての使い勝手も向上する見込みだ。
『居酒屋一休 渋谷店』では、店内のリニューアル時に電源付きの2人がけボックスシートを設置するなど、サブスクリプション導入以外にもアフターコロナ時代の顧客の要望に対応する変革に挑んでいる。
新型コロナの収束はいまだ見通しも立たず、多くの飲食店が苦境のさなかにある。
逆風のなかサブスクリプションを武器にサービスの最大化を図り、「東京で一番旨くて安い店」であり続けるため『居酒屋一休』の挑戦は続く。
新型コロナの収束はいまだ見通しも立たず、多くの飲食店が苦境のさなかにある。
逆風のなかサブスクリプションを武器にサービスの最大化を図り、「東京で一番旨くて安い店」であり続けるため『居酒屋一休』の挑戦は続く。
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