ぶらり旅めし探訪記
クルマにバイクに電車に徒歩……年がら年じゅう日本のあちこちを旅する筆者が、旅先で出会ったうまくてレアな知られざる美食をレポートする連載です。
南房総で海鮮なら食堂『ばんや』“漁協直営”に勝るものなし!
港町・鋸南にある保田漁協が直接経営する食堂『ばんや』。メニューの大半は、その日の朝に水揚げされた魚介類を素材にしているのだから、鮮度バツグンなのは当たり前! 刺盛りや海鮮丼の具材は、天候や水揚げの状況などでその日ごとに内容が変わるため、「今日は何が食べられるのかな?」と店を訪ねるたびにワクワクするのです。(2020年1月12日公開)
激ウマ!激盛!激安!ホルモン激戦区・秩父の超絶人気店『高砂ホルモンお花畑駅前』
旅の途中で出会う極上グルメを紹介するこの連載、今回は埼玉県の秩父市を訪ねました。『高砂ホルモンお花畑駅前』はホルモン激戦区の秩父で、多くのファンに愛され続ける激ウマ・激安の老舗店。昭和の香りが漂うセピア色の店内、炭火で焼く鮮度バツグンのホルモンは、噛むほどに旨みが舌にあふれ……。女将さんの手による完全無欠の下処理は、先代店主だった母親から受け継いだ伝統の技。おいしすぎて身もだえするほどでした。(2019年11月7日公開)
生産者直営だから旨くて安い!庶民派手打ちそばの最高峰・郡山市『湖南高原そば道場食堂』
福島県、猪苗代湖の南に位置する湖南地区は標高500~1,000mで寒暖の差が大きく、そばの栽培に最適。この地域のそば農家が組合を結成し、運営しているのが『湖南高原そば道場食堂』です。生産者だからこそ知る、そばの扱い、そしてそば打ちの極意。気取らない食堂でいただく、気取らないそばは、これぞ庶民派の最高峰とでも呼ぶべき味でした。(2019年10月17日公開)
「味付けはいかようにも」の精神が生んだ青森市『味の札幌 大西』の味噌カレー牛乳ラーメン
旅の途中で出会う極上グルメを紹介する連載。今回は青森市の『味の札幌 大西』。全国に点在するご当地ラーメンでも、近年にわかに注目度が高まる「味噌カレー牛乳ラーメン」の元祖の店。この風変わりなメニュー、誕生したのは40年以上前なんだとか。青森市内ではもはや“伝統の”味の源流をたどります。(2019年9月24日公開)