更新日:
2018年09月12日
2
お気に入り
トップシェフ・山本秀正氏が監修する「Gastro Bar HY TOKYO」が六本木で放つ新たなレストランシーンとは
六本木交差点からほど近い路地裏に、世界を舞台に活躍するシェフ・山本秀正氏が監修するダイニング「Gastro Bar HY TOKYO」が3月1日にオープンした。運営はessence(東京都港区、代表取締役 末吉 靖二氏)。この界隈は、日付を跨ぐあたりから活気を見せるバーやクラブがひしめく一角だが、そのような街の雰囲気から一転、レストランとして独立した世界観のあるファインダイニングが新たに誕生した。
- FOOD STADIUM
- 飲食店・レストランの“トレンド”を毎日配信す...

空間により広がりや抜けを感じられるよう、フロアの前面はガラス張り。手前のアプローチにはテラス席も
シックで品良く、それでいて緊張感を緩和させる心地よさを併せ持った食事空間。アペリティフからディナー、ミッドナイトの利用まで、シーンや用途に合わせた使い方ができるよう店内はカウンター・ダイニング・個室と3タイプのシートから成る。落ち着いたトーンのライティングで、ウォーミングなウッド調をベースにした内装デザイン。エントランス外のアプローチにはテラス席を配し、店内とは異なる開放感を演出している。

エントランス付近にあるコの字型のバーカウンター。木の素材使いが温かみある雰囲気を演出
山本氏はヨーロッパでの修行を経て東京でキャリアをスタートさせるが、2年後には活動の場をアメリカに移す。28歳の時にはすでに、米国大統領就任晩餐会を総料理長として取り仕切るなど若くしてその頭角を現し、2005年、マンダリンオリエンタル東京のオープンに合わせ、初代総料理長就任のために凱旋帰国した。現在では、日本・東京をはじめ、シンガポール、マニラ、マカオ、ドバイ、ジャカルタなど各国に自身が手がけるレストランを有するグローバルトップシェフの一人である。そんな山本氏が今回監修した同店では、「ガストロノミーをより身近に感じてもらえるように」と小皿料理=タパスを20種以上と充実させているのがひとつの特徴だ。

艶っぽいダイニングシート。グッと照明を落としてプライベートが守られるような造りに
例えば、「トリュフづくしのフレンチフライ」(520円)、「フォアグラのサクサクコロッケ トリュフソース」(1200円)、「A5 和牛のローストビーフとトリュフのピンチョス」(700円)といった具合に高級食材を取り入れながらも、「ワインや好きなお酒に合わせていろいろと楽しめるように」と1500円以下のリーズナブルな価格設定。糖度8.0度を越えるロッソトマトや国内最高峰といわれる北海道産四元豚、神威豚なども用いられ、食材選びのこだわりがさりげなく垣間見える。ポーションは小さくとも一つひとつが「料理」として完成されており、食べる愉しみが凝縮されているところはやはりレストランとしての手仕事なのだ。一方、食事目的で訪れる客にむけたメインディッシュは「活オマール海老のウニたっぷりグラタン仕立て」(5400円)や石見牛、佐賀牛の和牛ステーキほか、同店以外で味わうことのできない「丸ごと雛鳥のグリル HYスペシャリテ」(5800円)などがアラカルトで食べられたり、タパス、魚・肉料理、デザート、カフェをコース仕立て(4品/5500円、5品/7500円)でオーダーも可能。今後はガストロノミックなカツサンドやたまごサンドなど、深夜帯の小腹を満たす大人の好奇心をくすぐるメニューも開発予定なのだとか。

鮮やかなソースが目を引く、カプレーゼはサラダ仕立てで。トマトもチーズも食材選びには店のこだわりが
ドリンクは、春を予感させる「桜のジントニック」(850円)や、好きな人にはたまらない「パクチーのモヒート」(1200円)、パスティスをきかせた「アロマティックミモザ」(1100円)などのオリジナルカクテルがノンアルコールも含めて豊富にオンメニュー。シャンパン・ワインリストも厚く、食前・食中・食後酒はひと通り揃い、どんな客の好みにも柔軟に対応できる充実ぶり。

ロゼ色に焼き上げるメインディッシュの一品、子羊背肉のロースト。ローズマリーの香りを添えて
時間帯や座るシートによって様々な表情を見せる同店は、店使いの上手な遊び慣れた大人にこそ、その良さや魅力が伝わるはず。フィンダイニングが少ないこの特異なエリアにおいて「Gastro Bar HY TOKYO」がどんな存在感を放ち新たなレストランシーンを生み出していくのか、期待を寄せずにはいられない。
(取材=小野 茜)
(取材=小野 茜)

同店を監修する、国内外で活躍するトップシェフ・山本秀正氏
【店舗情報】
店名:Gastro Bar HY TOKYO
住所:東京都港区六本木3-13-14ゴトウビルディング3rd 1F
アクセス:地下鉄 六本木駅より徒歩1分
電話:03-6455-4157
営業時間:17:00〜05:00
定休日:日・祝日
坪数客数:60坪・90席
客単価:5000円
運営会社:株式会社essence
オープン日:2017年3月1日
店名:Gastro Bar HY TOKYO
住所:東京都港区六本木3-13-14ゴトウビルディング3rd 1F
アクセス:地下鉄 六本木駅より徒歩1分
電話:03-6455-4157
営業時間:17:00〜05:00
定休日:日・祝日
坪数客数:60坪・90席
客単価:5000円
運営会社:株式会社essence
オープン日:2017年3月1日
\ SNSでシェア /

- FOOD STADIUM
- 飲食店・レストランの“トレンド”を毎日配信するフードビジネスニュースサイト「フードスタジアム」⇒ http://food-stadium.com/
アクセスランキング

8/27〜『ケンタッキー』に“たまご好きのための”とろ~り月見シリーズ登場!数量限定バーガーも
グルメライターAI

9/15・29は生ビールが1杯100円に!『白木屋』『魚民』など「モンテローザ」系列居酒屋でセール開催
グルメライターAI

9/11〜無限パンケーキ&ホイップクリーム食べ放題が9日間限定で復活『ニラックスブッフェ』予約受付中
グルメライターAI

『かつや』で4種のフライが楽しめる「秋の海鮮フライ定食」が9/12から販売
グルメライターAI

月見もトリプル!?『ロッテリア』の新定番。17時からパティ3枚の絶品「夜バーガー」に
グルメライターAI
オススメ記事

新宿の新名所!ハシゴ酒から〆パフェまで、個性的な10店舗が集結したフードホール『reDine 新宿』
favy

〜9/14│牛すじとろける「特製ハヤシライス」が週替りメニューに登場!新宿『コーヒーマフィア』
favy

汐留|一貫88円〜注文◎銀座で修行した店主が目利きした極上ネタを堪能『横丁寿司 あおはな』
favy

【終了間近】ウーロンハイが1杯100円で飲めるのは今だけ!新宿『ネオヨコチョウ』へ急げ!
favy

【期間限定】厚さ約5㎝のふわとろフレンチトーストに「桃」が登場!木場『Raporu Tokyo』
favy
グルメイベント

9/16〜|濃厚な卵黄に絡めて楽しむ2種のカルビ!『焼肉ライク』で月見焼肉を堪能
9月16日(火)
〜

9/16〜|ジャマイカ大使館お墨付き!松屋に「ジャークチキン」が限定登場!ビールセットも
9月16日(火)
〜

9/16〜|『パンチョ』のナポリタンに濃厚チーズ月見をぶっかけ!卵黄で濃厚に味変も🍝
9月16日(火)
〜
10月31日(金)

9/16〜|ぷりぷり大粒海老の炒麺&選べる辛さの麻辣麺に注目!『中国ラーメン揚州商人』
9月16日(火)
〜
11月30日(日)

9/16〜|卵黄がとろ〜り!秋限定「月見ちゃんめん」と「月見まぜ麺」を『長崎ちゃんめん』で
9月16日(火)
〜
11月30日(日)