旨味が凝縮された柔らかい肉を、趣向を凝らしたメニューで堪能できる会員制レストラン『29ON』。西新宿本店では、11月から「日本の秋を感じる和食」をテーマにした新しいコースが登場します。
季節感を堪能できる和食のテイストを加えた秋らしいメニューは、肉料理の新たな可能性を感じることができますよ！

「ごぼうと春菊のスープ」

旬を迎えるゴボウと春菊を使い、仙台牛のサーロインを浮かべた贅沢なテールスープです。溶け出した仙台牛の脂の甘みが、スープの塩味をマイルドにします。
隠し味にごま油の風味を利かせることで食欲増進を促し、これからの料理をおいしく食べられるように工夫しています。

「前菜2種（柚子胡椒ユッケ、鴨胸肉の八丁味噌漬け）」
左が「柚子胡椒ユッケ」、右が「鴨胸肉の八丁味噌漬け」です。

ごま油と醤油ベースのタレで味付けしている「柚子胡椒ユッケ」。
ユッケを口に入れると、意外な清涼感が口の中いっぱいに広がります。
その秘密は柚子胡椒。噛めば噛むほど、フワッと広がる柚子胡椒の風味を楽しめますよ。秋の涼し気な雰囲気を、口の中で堪能できる一品です。

こちらは「鴨胸肉の八丁味噌漬け」。
鴨胸肉を八丁味噌に一晩漬け込み、60度で2時間低温調理したものです。
普通では噛みきれない厚さの鴨胸肉を、このサイズのまま堪能できるのは低温調理の真骨頂。お店でも人気の一品です。
柔らかくも弾力のある肉には、八丁味噌の味がしっかりと染み込み、噛めば噛むほど香ばしい香りとうま味が染み出てきます。

「仙台牛薄切りサーロイン 白子ポン酢のせ」。

『29ON 本店』では定番になりつつある、薄切りにしたサーロインで具材を巻いていただく「薄切りサーロイン」に、今回は仙台牛を使用しています。
A5ランクの黒毛和牛である仙台牛は上質なサシが入り、まろやかな口当たりとジュワッと溶ける肉汁が特徴です。

11月は寒くなるにつれ旬となる「鱈の白子」をのせています。
肉の脂身に負けない、身のしっかりした濃厚でクリーミーな白子を厳選。
白子のプリッとした食感と肉汁のうま味が融合し、それぞれ単体では味わえないような食感と風味が堪能できます。
またポン酢と紅葉おろしをかけることで、味がキュッと締まり、濃厚ながらスッキリとした味わいになります。

「低温調理イチボと治部煮」

石川県の郷土料理である"治部煮"を『29ON』流にアレンジした一品。
中にはレンコン、小松菜、しいたけ等の野菜を使用。
お肉と併せて野菜も同時に楽しめる一品となっています。

通常は鶏や鴨を使う治部煮ですが、和牛イチボを使うのも『29ON』ならでは。
赤身ながら細かいサシの入った和牛イチボを60度で3時間低温調理しています。
肉自体の甘みと治部煮の甘辛さがとっても良く合う一品です。

11月の「塊肉」は、仙台牛のサーロイン。宮城県のA5ランク黒毛和牛のみに呼称が許された「仙台牛」を、心行くまで堪能できるチャンスです！

『29ON』のもう一つの自慢である日本酒も多数用意。11月のおすすめは、写真の2銘柄です。

「仙禽 秋あがり 赤とんぼ」

天然蔵付き酵母のみで発酵された"生酛（きもと）造り"の秋シリーズです。甘酸っぱい味わいとやコクの凝縮感が感じられる口当たり。そこから渋みや甘みがブワッと口の中に広がっていきます！
インパクトのある味わいが無くなった後の名残惜しさは、まるで口の中で季節の過ぎ去りを表現しているよう。季節の終わりを感じられるような、11月にぴったりの日本酒です。

「仙禽　線香花火」

春に絞ったお酒をひと夏寝かせた、今が旬の日本酒。熟成された酸味と甘みを感じることができます。
爽やかな酸味に隠れる独特のキレは、酸味のある料理と相性抜群。『29ON』ならではの、ペアリングの醍醐味を堪能できる日本酒です。

秋と冬、季節の変わり目である11月。『29ON 本店』では、そんな季節を五感で感じる「和」をテーマにしたコース料理で、皆さまをお待ちしております。ぜひ『29ON 本店』で、この時期ならではの料理とお酒を楽しみながら、贅沢なひとときを過ごしませんか？