更新日:
2018年11月21日
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福岡発O・B・U Companyが、中目黒に「ハカタホタル」を開業。
11月1日、中目黒駅から徒歩5分、山手通りから1本入った路地に「ハカタホタル 中目黒店」が開業した。運営はO・B・U Company(福岡県筑紫野市、代表取締役:寺川欣吾氏)、地元福岡で30店舗ほど、東京では六本木の「酒饗 ほたる」、麻布十番、銀座の「博多ほたる」など九州料理をテーマにした業態を展開している。
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中目黒駅から徒歩5分の3階建てビルにて営業。階ごとに異なる席を用意し多様な利用シーンに対応
若いスタッフやアルバイトが輝ける場として開業
「ほたる」ブランドの責任者である、執行役員、螢事業部・統括本部長の髙木隆二氏は、同店の開業のきっかけについてこう語る。「『酒饗ほたる』と『博多ほたる』の高単価業態では、提供する料理やサービスも相応のクオリティが求められるため、スタッフが店長や料理長など役職を得るのに10年近い修業経験を要します。もちろん、そのように腰を据えて学んでいくことも必要ではありますが、当社では経験が浅くても頑張っているスタッフが多くいるので、彼らがより輝ける場所が欲しかったんです」。カジュアルな業態なら、実力次第で若いスタッフでも役職に起用することが可能であるし、学生アルバイトにも社員並みの活躍の場を提供し、やりがいを感じてもらえると考えた髙木氏。「都内には客単価4000円程度の九州居酒屋が多い。さまざまな店を視察しましたが、当社が地元・九州で得た仕入れ力や、高単価業態で培った調理技術を生かせば、この単価のフィールドでも勝機はあると考えました」と話す。

1階はカウンター8席と10人程度の立ち飲みスペース。1~2名の気軽な利用に向く。2階はテーブルが全23席並ぶ
3階建てビルを活用し、階ごとに異なるニーズを吸収
さらにこの中目黒の物件との出合いも開業を後押しした。中目黒は、既存店がある銀座や六本木、麻布十番と比べて若い層も多く、カジュアル業態に馴染みやすいイメージ。3階建てビルを1棟まるごと使用し、1階はカウンター席と立ち飲みスペース、2階はオープンテーブル、3階は個室と、階ごとにさまざまなニーズにこたえる席づくりで、利用シーンを限定せず、中目黒の人々に広く愛される店を目指した。

3階は3室・計14席の完全個室を完備。軽い接待にも対応。木の温もりをアクセントに落ち着いた空間
博多料理をベースに、感動と驚きのある品が目白押し
料理は、博多の食文化を取り入れながら、提供時に驚きや感動を与えるオリジナリティある品がそろう。濃厚な鶏出汁ベースの「博多煮込み」(480円)は、東京は煮込み人気が高いことに目を付け、同社が得意とする水炊きを煮込みとして昇華した逸品。酒場の大定番ポテサラは、ベースとなる「ポテトサラダ」(200円)に、「明太子」「鯖の燻製」(各150円)、「トリュフ」(1000円)など6つのトッピングを好みで合わせるというある仕立てだ。博多の定番「ゴマサバ」(980円)から、宴会需要を意識した「もつ鍋」(あごだし醤油or重ね味噌、各1480円)まで、約35品がそろう「ポン・デ・ごま豆腐」(350円)は、某ドーナッツチェーンの人気商品を彷彿とさせるユニークな形状のごま豆腐。「博多がめ煮こごり」(450円)は野菜の断面が美しいテリーヌ風の仕立てが、写真映えも意識。「料理を運ぶスタッフが、お客様に『これ、すごいでしょう!』という気持ちで提供できるような商品を意識し、伝統料理を現代風にアップデートしました」と髙木氏は笑う。

博多名物「もつ鍋」はあごだし醤油と重ね味噌の2種類の味付けを用意
ドリンクは九州らしく焼酎、サワーがとくに充実。国産レモンをたっぷりと使ったドライな「ホタルレモンサワー」(500円)や、黒みつを加えた「琥珀レモンサワー」(500円)、大分産の「ゴールデンかぼすサワー」(580円)などのフルーツサワーほか、「緑茶ハイ 福岡茶葉 八女茶」(500円)などのお茶ハイ、「富乃宝山」を使った「ありがとうハイ」(500円)、「泥亀ピンク」を使った「ピン泥ハイ」(500円)などの焼酎ハイも。焼酎はグラスで400円~650円。グラス価格に+1000円で大容量の鉢に2合分入れてお得に提供する「バチ割り焼酎」(レモン、かぼす、しその好きなトッピング付き)も用意。自社ワイナリーのワインもグラス600円~750円、ボトル3000~5500円でラインアップする。

脂ののったサバにゴマダレが絡む「ゴマサバ」と、黒みつ入りでスイートな「琥珀レモンサワー」
5年で15店舗展開が目標。ハワイ進出の夢も
今後も「ハカタホタル」の出店を検討中。将来的には5年で15店舗ほどに広げていければ、と髙木氏は考えている。「以前、調査をしたのですが、地元の人に地元の料理を提供するより、遠い地域の料理を出す方がウケるという結果が出た。ですので、『ハカタホタル』は都内を中心に展開し、「地産都消」で東京の人に九州の美味しさを知ってもらいたいですね。逆に、福岡では東京で得たノウハウや仕入れた食材を持って帰りたいと思っています」と話す。「当社は社員に任せられる裁量が大きく、非常にチャンスの多い会社。『Be happy』の企業理念のもと、目標に向かってチーム一丸となって日々奮闘中!飲食業を心から楽しみたい方は、いつでもお待ちしています」と胸を張る髙木氏。いつか「ハカタホタル」のハワイ進出も目論み中だ。
(取材=大関 愛美)
(取材=大関 愛美)

元気と笑顔のあふれるスタッフの皆さん。写真後列中央が髙木隆二氏、前列右がマネージャーの井上竜一氏
【店舗情報】
店名:ハカタホタル 中目黒店
住所:東京都目黒区青葉台1-23-12
アクセス:中目黒駅から徒歩5分
電話:03-5734-1126
営業時間:【月~金】17:00~2:00(L.O1:00)【土】16:00~2:00(L.O1:00)【日祝】16:00~0:00(L.O23:00)
定休日:不定休
坪数客数:40坪55席(1階立ち飲み10人含む)
客単価:4500円
運営会社:株式会社O・B・U Company
オープン日:2018年11月1日
店名:ハカタホタル 中目黒店
住所:東京都目黒区青葉台1-23-12
アクセス:中目黒駅から徒歩5分
電話:03-5734-1126
営業時間:【月~金】17:00~2:00(L.O1:00)【土】16:00~2:00(L.O1:00)【日祝】16:00~0:00(L.O23:00)
定休日:不定休
坪数客数:40坪55席(1階立ち飲み10人含む)
客単価:4500円
運営会社:株式会社O・B・U Company
オープン日:2018年11月1日
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