更新日:
2019年11月11日
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飯田橋にホテルビュッフェの穴場あり! ホテルメトロポリタンエドモンド『ベルテンポ』
飯田橋・ホテルメトロポリタンエドモントの『ベルテンポ』は老舗ならではのクオリティ感高いランチビュッフェを堪能できる、食べ放題のダークホースです!——食べたいものを、食べたいだけ、食べる。「食べ放題」のロマンは無限。連載『食べ放題の鬼』では、ぼっち作家のホッタがおひとりさまでバイキングをめぐり、その魅力をお伝えします。(2019年11月8日公開)
- 堀田純司
- 食べ放題とたい焼きが好きな作家。マンガ原作や...
飯田橋『ベルテンポ』はホテルビュッフェの穴場です!
今回訪れたのはホテルメトロポリタンエドモンドの『ベルテンポ』。飯田橋駅徒歩5分にあるレストランだ。
飯田橋といえば出版関係の会社が多い。たとえば『少年チャンピオン』を発行する秋田書店はこのホテルの真横だし、水道橋のベースボール・マガジン社もすぐ近く。という訳でこのホテルは、かつてその世界で「作家さんがよくカンヅメになる宿」として知られていた。
ここエドモンドのレストラン『ベルテンポ』では、ランチ、ディナーとビュッフェ
が行われている。こちらで食事をすれば、私なども「売れっ子作家」の気分を体験
できるかもしれない。早速、ランチの方に行ってきました。
飯田橋といえば出版関係の会社が多い。たとえば『少年チャンピオン』を発行する秋田書店はこのホテルの真横だし、水道橋のベースボール・マガジン社もすぐ近く。という訳でこのホテルは、かつてその世界で「作家さんがよくカンヅメになる宿」として知られていた。
ここエドモンドのレストラン『ベルテンポ』では、ランチ、ディナーとビュッフェ
が行われている。こちらで食事をすれば、私なども「売れっ子作家」の気分を体験
できるかもしれない。早速、ランチの方に行ってきました。
平日ならランチタイムは11時30分から14時30分まで。開始時間に合わせて予約なしで行ってみたのですが、すでにかなりの賑わいだった。
「団体さんのとなりの席ですけどいいですか?」
もちろん大丈夫です。無事に案内していただきましたが、予約しておいたほうが無難だと思いました。
お店にはテラス席もあり、自然の光が差し込んでくる心地よい空間。「カンヅメ部屋」の雰囲気はみじんもない。正直、あまりにノーブルな雰囲気で驚いた。
メニューはアラカルトも用意されているが、私はもちろんビュッフェ。
「団体さんのとなりの席ですけどいいですか?」
もちろん大丈夫です。無事に案内していただきましたが、予約しておいたほうが無難だと思いました。
お店にはテラス席もあり、自然の光が差し込んでくる心地よい空間。「カンヅメ部屋」の雰囲気はみじんもない。正直、あまりにノーブルな雰囲気で驚いた。
メニューはアラカルトも用意されているが、私はもちろんビュッフェ。
食材の美味しさをストレートに伝える骨太なビュッフェ
さあ、いただきます!
冷菜、温かい料理、ピザ、パスタ、和食と多くのメニューが並んでいますが、どれも美味しそうなんです。
ふだんならば、なるべく行儀よく冷菜からいただくのですが、つい衝動に突き動かされて、いきなり思い切り行ってしまいました。
サラダはレタス、トマト、オクラ、ブロッコリーを。肉料理はヤンニョムチキン、ハンバーグ、豚バラ、さらに白身魚と、山盛りお皿に持って席に戻る。
食べると、やっぱり美味しい! 品数をそろえるためにメニューがあるのではなく、食材そのものの美味しさがストレートに伝わってくるお料理です。
肉にしろ、魚にしろ、テイストは繊細なのに、印象は骨太。ノーブルな空間でありながら、男子のがっつり需要にもしっかり応えてくれます。
冷菜、温かい料理、ピザ、パスタ、和食と多くのメニューが並んでいますが、どれも美味しそうなんです。
ふだんならば、なるべく行儀よく冷菜からいただくのですが、つい衝動に突き動かされて、いきなり思い切り行ってしまいました。
サラダはレタス、トマト、オクラ、ブロッコリーを。肉料理はヤンニョムチキン、ハンバーグ、豚バラ、さらに白身魚と、山盛りお皿に持って席に戻る。
食べると、やっぱり美味しい! 品数をそろえるためにメニューがあるのではなく、食材そのものの美味しさがストレートに伝わってくるお料理です。
肉にしろ、魚にしろ、テイストは繊細なのに、印象は骨太。ノーブルな空間でありながら、男子のがっつり需要にもしっかり応えてくれます。
売れっ子作家がカンヅメになるのは、ここが「食のエドモント」だから
飯田橋というと、私もさんざん仕事で通った場所ですが、正直ビジネスの街のイメージ。食事するならすぐ近くの神楽坂と思っていましたが、ここにこんないいお店があったとは。
正直「なんで?」と思ったのですが、それもそのはずで、ホテルの創業は1985年。旧国鉄施設の跡地につくられ、当時の立地は今よりさらに恵まれていなかった。そのためエドモンドでは「食」に力を入れた。そのかいあって「食のエドモンド」として知られるようになったのだそうです。そうしたDNAが現在でも活き活きと息づいているのでしょう。
新幹線で料理を取り寄せていた谷崎潤一郎が典型ですが、考えてみたら、作家とは舌が肥えている人種。そうした人たちの宿になるからには、食事も美味しいはずでした。
正直「なんで?」と思ったのですが、それもそのはずで、ホテルの創業は1985年。旧国鉄施設の跡地につくられ、当時の立地は今よりさらに恵まれていなかった。そのためエドモンドでは「食」に力を入れた。そのかいあって「食のエドモンド」として知られるようになったのだそうです。そうしたDNAが現在でも活き活きと息づいているのでしょう。
新幹線で料理を取り寄せていた谷崎潤一郎が典型ですが、考えてみたら、作家とは舌が肥えている人種。そうした人たちの宿になるからには、食事も美味しいはずでした。
接客もさすがホテルビュッフェで、私などは恐縮するほど丁寧です。おとなりの団体さんは老人会のグループだったのですが、元気のいいご老人の「焼酎お湯割り、芋でね!」といったオーダーにもきびきび応えていて、私も危うく昼から芋焼酎を飲んでしまうところでした。デザートのケーキもコーヒーも美味しかったです。
ごちそうさまでした!
ランチタイムは時間無制限。それで税サービス料込みで平日3,000円とは、好コスパに感じます。ご友人とのお食事の際などにオススメですし、飯田橋は言わば穴場。デートにもいいかもしれませんよ。
ランチタイムは時間無制限。それで税サービス料込みで平日3,000円とは、好コスパに感じます。ご友人とのお食事の際などにオススメですし、飯田橋は言わば穴場。デートにもいいかもしれませんよ。
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- 堀田純司
- 食べ放題とたい焼きが好きな作家。マンガ原作やノンフィクションなども手がける。主な著書は『僕とツンデレとハイデガー』、シナリオを担当した『まんがでわかる妻のトリセツ」(ともに講談社)など。https://twitter.com/h_taj
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