更新日:
2019年12月13日
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三軒茶屋にネオワイン居酒屋「オモウツボ」がオープン。
9月5日、三軒茶屋の三角地帯にワイン居酒屋「オモウツボ」がオープンした。飲食店35店舗を手がけるエヌイーエス(東京都渋谷区、代表取締役:山口 義成氏)が運営。同店はワインを豊富に揃える居酒屋業態で、長年乾物店だった物件を改装した。三軒茶屋マーケットにハマる小洒落た雰囲気に仕上げ、30代~40代の女性を中心に早くも人気を集めている。
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元乾物店を改装。30代~40代の独身女性がターゲットのワイン居酒屋に
エヌイーエスは、今年で創業から23年目。「恋文酒場 かっぱ」をはじめ、和食料理店、ワイン酒場、沖縄料理店、鉄板料理店などの多彩な業態で、渋谷をメインにドミナント展開しながら、都内全域に串カツ居酒屋「くし家串猿」の業態を広げている。三軒茶屋エリアでは今回が初出店だ。

間口は全面ガラス張りで、外からでも店内の雰囲気が伝わる。オモウツボと書かれた提灯が目印
「オモウツボ」のオープンは、物件との出合いがきっかけ。不動産会社から、70年以上続く乾物店の廃業に伴い空き物件を紹介された。店長の中山明子氏は「酒場文化の強い三角地帯の一角で、大通りからすぐ横の好立地。代表の山口が内見に来てみたら、大変いい物件だったので何か飲食店をやろうとなりました」と話す。業態は、中山氏がワインバル「恋文酒場 かっぱ 渋谷駅前店 <立飲み&座りワインバル>」で勤務していた経験を活かし、ワインを中心に開発した。「自分の来たい店づくりを強く意識しました。人口分布図を見ても、世田谷区は他の区に比べて、30代~40代の独身女性が多いんです。自分のような層がターゲットというのも、あながち間違ってはいないかなと思って」と中山氏。

1階は10人収容の立ち飲み。古民家の雰囲気を活かし、木を基調とした店内。照明にペンダントソケットのランプを使用し、温かみを加えた
店名の「オモウツボ」は、代表の山口氏のひらめきによって生まれた。「”思う壷”の言葉からウツボのキャラクターを編み出し、イラストレーターである妹に依頼して、形にしました」と中山氏。ウツボのキャラクターは、店名のロゴとともにサワーグラスやショップカードなど随所に登場。お客にも評判だという。
内装は、壁や荷物置きのカゴに乾物店の名残をうまく残しながら、大幅に改装。1階は10人程が入れる立ち飲みカウンターを設置し、2階はテーブル席とした。各階で構造を変えることで、サク飲みのハシゴ客、長時間を滞在するグループ客など、異なる需要をバランスよくキャッチしている。
内装は、壁や荷物置きのカゴに乾物店の名残をうまく残しながら、大幅に改装。1階は10人程が入れる立ち飲みカウンターを設置し、2階はテーブル席とした。各階で構造を変えることで、サク飲みのハシゴ客、長時間を滞在するグループ客など、異なる需要をバランスよくキャッチしている。

2階はテーブル18席。椅子は1脚ずつ違うデザインで、中山氏が買い付けた
ワインをメインにひとひねり加えたサワー類も充実
ドリンクはワインがメイン。価格帯はグラスで580~650円ほどで、赤白が各6種類ずつ、スパークリングが3種類、オレンジワインなども揃える。選定は中山氏が担当。味わいの方向性が異なるワインをバランスよく選び、エチケットが店の雰囲気に合うものをピックアップしているという。「三軒茶屋エリアのお客様は感度が高く、オレンジワインなどもよく出る」と中山氏。
居酒屋業態のため、ビールやサワー類も豊富。ビールは「アサヒスーパードライ生」(480円)をはじめ、「ピルスナーウルケル」(650円)も用意。サワーは「生レモンサワー」(500円)などの定番ものをはじめ、「鹿児島知覧産にっぽん紅茶ハイ」(各450円)、「静岡産の和田茶ハイ」などのお茶ハイ、フルーツがゴロゴロ入った「生しぼり梨サワー」「生巨峰サワー」(各550円)などの期間限定サワーと、ひとひねり加えたドリンクも並ぶ。その他、焼酎や日本酒も揃える。
居酒屋業態のため、ビールやサワー類も豊富。ビールは「アサヒスーパードライ生」(480円)をはじめ、「ピルスナーウルケル」(650円)も用意。サワーは「生レモンサワー」(500円)などの定番ものをはじめ、「鹿児島知覧産にっぽん紅茶ハイ」(各450円)、「静岡産の和田茶ハイ」などのお茶ハイ、フルーツがゴロゴロ入った「生しぼり梨サワー」「生巨峰サワー」(各550円)などの期間限定サワーと、ひとひねり加えたドリンクも並ぶ。その他、焼酎や日本酒も揃える。

「牛すじの塩煮込み」。バゲットつきで、ポトフのような洋風の味付け
料理は、居酒屋メニューにワインに合うアレンジを加えた品を幅広くラインアップ。名物は、モツの刺身を盛り合わせた「生肉盛り」(880円)、「削りたて生ハム」(40g580円、60g780円)など、肉を中心とした4品。ポトフのような味わいの「牛すじの塩煮込み」(580円)、塩とレモンで食べる「鯖の生ハム」(580円)など、お客の興味をそそるメニューが揃う。「カマンベール焼き」(580円)、「白レバームース」(480円)など、ワインが進むつまみも人気だ。

ハツ、ガツ、センマイの刺身が盛られた「生肉盛り」
渋谷ドミナントから、エリアを拡大
現在、客単価は平均2300円ほどで、1階の立ち飲みが1500円、2階のテーブル席が3000円ほど。平日は1日20~40人、休前日は60人以上のお客が集まる。「目標としている客単価まであと数百円。メニューをブラッシュアップして、さらなる売上アップを狙います」と中山氏。また、今後の会社の展望については「ここ数年渋谷の賃料も上がっています。物件によって業態を考案しながら、中目黒や恵比寿など渋谷の裾野に新規店舗を増やしていきたい」と語った。
(取材=福井 晶 )
(取材=福井 晶 )

左から、店長の中山明子氏、代表取締役の山口義成氏。柱にかけられた温度計は、乾物店で使われていたもの
【店舗情報】
店名:オモウツボ
住所:東京都世田谷区三軒茶屋2-13-19
アクセス:三軒茶屋駅から徒歩2分
電話:03-6453-2774
営業時間:月〜土 18:00-翌2:00 日・祝 17:00-24:00
定休日:無休
坪数客数:8.5坪1階 スタンディング10人、2階 テーブル18席
客単価:2300円
運営会社:株式会社エヌイーエス
オープン日:2019年9月5日
店名:オモウツボ
住所:東京都世田谷区三軒茶屋2-13-19
アクセス:三軒茶屋駅から徒歩2分
電話:03-6453-2774
営業時間:月〜土 18:00-翌2:00 日・祝 17:00-24:00
定休日:無休
坪数客数:8.5坪1階 スタンディング10人、2階 テーブル18席
客単価:2300円
運営会社:株式会社エヌイーエス
オープン日:2019年9月5日
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