更新日:
2019年02月15日
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豪徳寺にビストロ料理をベースの進化系居酒屋「ketoku」がオープン
小田急線の豪徳寺エリア。2018年11月、「ketoku(ケトク)」がオープンした。店主の松岡悠氏は、三軒茶屋を代表するワインの名店「uguisu(ウグイス)」で、10年にわたって勤務し、シェフも務めた人物だ。「uguisu」仕込みのビストロ料理に、酒場テイストを絶妙に織り交ぜた料理、サワーやビール、焼酎、日本酒、ワインまでの「なんでもあり」なドリンクラインナップが楽しめる、進化系居酒屋だ。
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独立を目指して10年修業。小さな店で多くを吸収
松岡氏が本格的に料理の仕事を始めたのは11年前、25歳のとき。漠然と「将来は自分の店を」という思いを抱き、修業先として選んだのが「uguisu」だ。「今となっては自然派ワインの名店として知られる『uguisu』ですが、当時はまだオーナーとスタッフの2人で回している小ぢんまりしたお店でした。規模の小さな店なら、接客、料理、経営などあらゆることを直に学べると思い、働くことにしました」と松岡氏は話す。それから、系列の西荻窪「organ(オルガン)」も含め、約10年にわたって勤務。接客から調理まで幅広く携わり、最後の6年間はシェフとして腕を振るった。開業のための資金が貯まり、松岡氏自身も「独立に足りるスキルや心構えが身に付いた」と思えるようになったことから退職し、開業準備に取り掛かった。
全面ガラス戸が印象的な外観。小田急線豪徳寺駅、世田谷線山下駅からそれぞれ徒歩1分。駅近でかつ住宅地の入口となる立地で、外からのお客と地域住民の両方を取り込む
1人営業を前提にした立地選び、“住宅街の入口”もポイント
およそ1年かけて物件を探し、巡り合ったのがこの豪徳寺の物件だ。「物件はいろいろなエリアを見ましたが、一人で営業しようと考えていたので、三軒茶屋など酒場激戦区でスピード感が要求されるような場所は避けました。豪徳寺は商店街や住宅街があってのんびりとした雰囲気。真面目な仕事を続ければ評価してもらえるのではないか、と感じてここに決めました」。
さらに重視したのが、“住宅街の入口であること”だ。同店は駅から徒歩1分と至近ながらも、後方には住宅地が広がる。「長年働いた『uguisu』も、住宅街の入口に立地していた。その経験から、家に帰る前の人と、その街の外から来る人の両方が取り込めるというイメージがあったのも決め手です」。
さらに重視したのが、“住宅街の入口であること”だ。同店は駅から徒歩1分と至近ながらも、後方には住宅地が広がる。「長年働いた『uguisu』も、住宅街の入口に立地していた。その経験から、家に帰る前の人と、その街の外から来る人の両方が取り込めるというイメージがあったのも決め手です」。
カウンター席と、奥にはテーブル席を配置。ワインバルやカフェを彷彿とさせるシンプルで洒落た空間でありながらも、「居酒屋」を店のテーマに掲げているのが心憎い
ビストロベースに居酒屋要素を散りばめ、“ズレ”を表現
メニューは常時20品前後。「イカの塩辛 コブミカンの香り」(400円)、「梅味味玉、鯖の生ハム、じゃが芋 バジルマヨネーズ」(700円)、「仔羊のカツレツ いちじくみそディップ」(1200円)、「キャラウェイシードの豚まん」(400円)などが揃う。「目指すのは、フレンチ、ビストロ風と思わせながらも、ひそかに居酒屋テイストの素材や技法を織り交ぜ、ギャップあるメニュー。そこに生じる微細な“ズレ”を楽しんでほしい。言うならば、“非日常の中の日常”、でしょうか」と松岡氏。
松岡氏の故郷・秋田の素材である比内地鶏を取り入れた「比内地鶏のとりわさ、アボカド」(800円)
ドリンクはサワーからビール、ワイン、日本酒、焼酎など、居酒屋的な垣根のないラインアップ。「サッポロラガー中瓶」(600円)から瓶のクラフトビールが各種、「レモンサワー」(600円)、焼酎は「芋 大和桜」「黒糖 まんこい」(各種500円)、ウイスキーは「角」(そと200円、なか400円)など。日本酒はグラス600円、一合900円、ワインはグラス700円~で、そのときどきで銘柄を用意。ビール、日本酒は店内の一角にあるショーケースからお客がセルフで取り出すラフなスタイルだ。
「梅味玉子と新じゃがいも、鯖の生ハム、バジルマヨネーズ」(700円)。和と洋の要素が融合したオリジナリティの光る料理が揃う
一人営業で自らのセンスを存分に表現、「ずっとある居酒屋」を目指して
「この店を『ずっとある居酒屋』と思ってもらえるよう、長く続く店にしていきたい」と松岡氏。当分は松岡氏一人で店を切り盛りしていく予定だ。「自分のイメージや想いを自由に表現したくて、あえて人は雇わず一人で営業しようと決めました」と松岡氏。居心地の良い空間、松岡氏の直実な人柄の現れた料理や接客、さらにゆったりとした時間の流れる豪徳寺という立地、これらのピースがぴったりとはまって完成した「ketoku」は、松岡氏が自らを表現をすべく作り上げたステージ。末永く愛される居酒屋になるべく第一歩を踏み出したばかりだ。
(取材=大関 愛美)
(取材=大関 愛美)
店主の松岡悠氏。三茶の「uguisu」でシェフも務めた実力派だが、謙虚で直実な人柄で、店には多くのファンが集う
【店舗情報】
店名:ketoku(ケトク)
住所:東京都世田谷区宮坂2-26-4豪徳寺コーポラス1F
アクセス:豪徳寺駅、山下駅から徒歩1分
電話:03-6413-7569
営業時間:17:00-24:00
定休日:日曜
坪数客数:10坪16席
客単価:3000~5000円
オープン日:2018年11月16日
店名:ketoku(ケトク)
住所:東京都世田谷区宮坂2-26-4豪徳寺コーポラス1F
アクセス:豪徳寺駅、山下駅から徒歩1分
電話:03-6413-7569
営業時間:17:00-24:00
定休日:日曜
坪数客数:10坪16席
客単価:3000~5000円
オープン日:2018年11月16日
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