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更新日：
2023年11月27日
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ホルモンも赤身もコスパ最強！京橋『ホルモン徳いち』を知らずして、大阪焼肉を語るなかれ
大阪人も認めるコスパ最強の京橋『ホルモン徳いち』は、名物のホルモンだけでなく赤身も稀少部位もやっぱり最強に安ウマなのです。——変貌を遂げゆく大阪の街で、一見ではなかなかたどり着けない最深部の大阪グルメを神出鬼没にレポートする連載です。（2019年8月27日公開）
- 加藤慶
- 愛知県生まれの大阪在住。本業は政治や事件から...
大阪人も認めるコスパ最強の『ホルモン徳いち』は赤身も稀少部位も旨い
安くて旨い焼肉はどこか？
大阪でこの質問をすると、圧倒的多数の人が推す店がある。
それが京橋にある『ホルモン 徳いち』だ。
京橋といえども飲み屋街は広い。まずはJR京橋駅北口を出て東へ。
大阪でこの質問をすると、圧倒的多数の人が推す店がある。
それが京橋にある『ホルモン 徳いち』だ。
京橋といえども飲み屋街は広い。まずはJR京橋駅北口を出て東へ。
徒歩数分で古くからの立ち飲み屋が連なるエリアに到着。
この場所に『徳いち』はある。
週末の夕刻ともなると常時20人ほどが並ぶ人気焼肉店だ。
この場所に『徳いち』はある。
週末の夕刻ともなると常時20人ほどが並ぶ人気焼肉店だ。
名物はホルモン。赤センマイが1人前370円（税込）という安さ。
関西在住の肉通なら『徳いち』のホルモンを知っているだろう。
くどくど説明しなくとも、説明は「うまい」のひと言で済む。
だから今回は、あえて赤身を中心に食べてみる。
くどくど説明しなくとも、説明は「うまい」のひと言で済む。
だから今回は、あえて赤身を中心に食べてみる。
「オープンして約10年になります。実はうちのお肉、原価率50％を超えているんですよ。ホンマにギリギリです（笑）。利益が少なくてもお客さんに喜んでもらえると思って頑張ってます！」
こう言うのは店長の永泉大地さん（28）。
こう言うのは店長の永泉大地さん（28）。
店長のおススメは「赤身3種盛り」。ハラミ、バラ、中落ちが入って1,350円（税込）。
一般に大阪の焼肉店は東京に比べて安いとはいえ、なかなかこの値段では出来まへん。
しかも、この肉の艶。色っぽいにもほどがある！
一般に大阪の焼肉店は東京に比べて安いとはいえ、なかなかこの値段では出来まへん。
しかも、この肉の艶。色っぽいにもほどがある！
もちろん、焼く前に定番の「生センマイ」450円（税込）も注文。
クセになるアッサリとした食感。真っ赤に見えるつけダレはまったく辛くない。
クセになるアッサリとした食感。真っ赤に見えるつけダレはまったく辛くない。
筆者もそうだが、ひとり焼肉で訪れる常連客が多いのも『徳いち』の特徴。
1人に1台コンロが用意されて、老若男女さまざまな客が訪れる。
続けてこの店でもっとも高価な「カイノミ」をオーダー。
1人に1台コンロが用意されて、老若男女さまざまな客が訪れる。
続けてこの店でもっとも高価な「カイノミ」をオーダー。
サシがキレイに入っているが、想像するより淡泊で脂っこさはない。
ひと口噛むと、柔らかいが最後に粘る。噛み応えがあって甘みのあるお肉だ。
ひと口噛むと、柔らかいが最後に粘る。噛み応えがあって甘みのあるお肉だ。
「人によっては苦手かも知れないんですが、マメもおススメですよ」（店長）
その言葉をきっかけに、ここからは稀少部位に切り替える。
「マメ」とは、腎臓のこと。たしかに好みが別れる部位だ。
その言葉をきっかけに、ここからは稀少部位に切り替える。
「マメ」とは、腎臓のこと。たしかに好みが別れる部位だ。
見た目はキモで、食感はハート（ハツ）。
マメは新鮮でないと匂いがキツくて苦手という人が多いが、『徳いち』のマメは実に新鮮。
マメは新鮮でないと匂いがキツくて苦手という人が多いが、『徳いち』のマメは実に新鮮。
ほぼ無臭で、キモとハートの中間のような食感と味わいだ。
それでも気になるという人には、「キムチ」と一緒に食べることをおすすめする。
それでも気になるという人には、「キムチ」と一緒に食べることをおすすめする。
マメをキムチで包んで、サムギョプサルようにガツガツと食べる。
この食べ方だと何枚でも食べられそう。
ホルモンがあまりにも有名な同店だが、赤身と希少部位にも大満足。
コスパ最強の焼肉店なのは間違いないようだ。
この食べ方だと何枚でも食べられそう。
ホルモンがあまりにも有名な同店だが、赤身と希少部位にも大満足。
コスパ最強の焼肉店なのは間違いないようだ。
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- 加藤慶
- 愛知県生まれの大阪在住。本業は政治や事件から芸能スキャンダルまで取材する週刊誌の記者兼カメラマン。食べ歩きが趣味で鶴橋や西成に頻繁に出没中…。
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