更新日:
2022年03月28日
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コロナ不況のなか、銀座の高級エリアに開業した『Bar木挽町』のバーテンダーの思いとは
飲食店の自粛要請が続くなか、東京銀座の有名料亭が立ち並ぶ高級エリアに、一軒のバーがオープンした。夜の営業が難しい状況下、開業に踏み切った『Bar木挽町』に勝算はあるのか?逆転の発想で荒海に乗り出した、オーナーバーテンダーに話を聞いた。
- favy編集部
銀座の高級エリアに開業した『Bar木挽町』
飲食店の自粛要請が続くなか、東京銀座の有名料亭が立ち並ぶ高級エリアに、一軒のバーがオープンした。
その名は『Bar木挽町』。
夜の営業が難しい状況下で、出店に踏み切ったのはなぜか? 勝算はあるのか?
逆転の発想で荒海に乗り出した、オーナーバーテンダーに話を聞いた。
その名は『Bar木挽町』。
夜の営業が難しい状況下で、出店に踏み切ったのはなぜか? 勝算はあるのか?
逆転の発想で荒海に乗り出した、オーナーバーテンダーに話を聞いた。
厳しい時代だからこそ、ニッチなストロングポイントを活かす
『Bar木挽町』のオーナーバーテンダーは中野修二さん、43歳。
20代半ばに京都のバーで仕事を始め、30歳で上京して飛び込んだ先が、2020年に惜しまれながら閉店した広尾のスコッチウイスキーの名店『ヘルムズデール』。
その後、バーテンダーとして請われて移った先が、『Bar木挽町』の前身たるバー『万葉』だった。
「場所柄、接待や芸者さんが訪れる会員制のバーで、立ち上げから関わって、10年ほど働きました。ですが、オーナーの意向もあって、21年2月限りで、店がクローズすることになったんです」
20代半ばに京都のバーで仕事を始め、30歳で上京して飛び込んだ先が、2020年に惜しまれながら閉店した広尾のスコッチウイスキーの名店『ヘルムズデール』。
その後、バーテンダーとして請われて移った先が、『Bar木挽町』の前身たるバー『万葉』だった。
「場所柄、接待や芸者さんが訪れる会員制のバーで、立ち上げから関わって、10年ほど働きました。ですが、オーナーの意向もあって、21年2月限りで、店がクローズすることになったんです」
中野さんは実は前年から独立を考えていた。
中野さんは20代の頃から趣味でモルトウイスキーの収集をしていて、『万葉』が休みとなる週末には趣味とリサーチを兼ねて、ウイスキー専門店として二毛作的に営業していた。
12月にはウイスキー文化研究所認定の「ウイスキープロフェッショナル」の資格を取得。日本に380人余りしかいない資格である。
休日の営業で得た自信と実績を元にオーナーに独立の意向を伝えたところ、バーとしてのハコを譲り受けることになったのだ。
「愛着のある場所を残したいということで、権利を譲っていただきました。私も同じ気持ちなので、『万葉』の内装はできるだけ生かしています」
中野さんは20代の頃から趣味でモルトウイスキーの収集をしていて、『万葉』が休みとなる週末には趣味とリサーチを兼ねて、ウイスキー専門店として二毛作的に営業していた。
12月にはウイスキー文化研究所認定の「ウイスキープロフェッショナル」の資格を取得。日本に380人余りしかいない資格である。
休日の営業で得た自信と実績を元にオーナーに独立の意向を伝えたところ、バーとしてのハコを譲り受けることになったのだ。
「愛着のある場所を残したいということで、権利を譲っていただきました。私も同じ気持ちなので、『万葉』の内装はできるだけ生かしています」
とはいえ、コロナ禍である。夜の営業もままならない中、バーという営業形態で新店舗を立ち上げるのは、素人目にも危うい行動に映る。
だが、中野さんには勝算があった。決断のポイントはウイスキーの専門性である。
「個人レベルですが、ウイスキーの直輸入も行っています。シングルモルトだけで400種ほどがあり、品揃えに関しては、マニアックな方にも喜んでもらえる自負があります」
たしかに、ウイスキーリストには数ページにわたって細かい字でびっしりとウイスキーの銘柄が書き込まれている。完全にマニアの領域だ。
「貴重なウイスキーの品揃えが店のストロングポイントです。バーテンダーとして生きていく覚悟はできているので、コロナのことは考えず妥協しないでやっていこうと思います」
コロナ禍は続くが、ウイスキーファンには中野さんの挑戦をサポートしてほしい。
おびただしい数のウイスキーは、中野さんの情熱と比例している。
だが、中野さんには勝算があった。決断のポイントはウイスキーの専門性である。
「個人レベルですが、ウイスキーの直輸入も行っています。シングルモルトだけで400種ほどがあり、品揃えに関しては、マニアックな方にも喜んでもらえる自負があります」
たしかに、ウイスキーリストには数ページにわたって細かい字でびっしりとウイスキーの銘柄が書き込まれている。完全にマニアの領域だ。
「貴重なウイスキーの品揃えが店のストロングポイントです。バーテンダーとして生きていく覚悟はできているので、コロナのことは考えず妥協しないでやっていこうと思います」
コロナ禍は続くが、ウイスキーファンには中野さんの挑戦をサポートしてほしい。
おびただしい数のウイスキーは、中野さんの情熱と比例している。
▲中野修二さん
◆『Bar木挽町』◆
東京都中央区銀座7-17-2-1F
営業時間:16〜20時(飲食店への自粛要請等により変更の可能性があります)
当面は無休
東京都中央区銀座7-17-2-1F
営業時間:16〜20時(飲食店への自粛要請等により変更の可能性があります)
当面は無休
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