更新日: 2018年09月12日
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旬の鮮魚と日本酒で地元・横浜から圧倒的支持を集める「三代目魚河岸 鶴屋町店」が、横浜駅西口に9月25日オープンし話題

鉄道6社が乗り入れるターミナル・横浜駅。西口から徒歩5分。帷子川にかかる鶴屋橋を渡ると、飲食店が軒を連ねる鶴屋町エリアが広がる。なかでも巨大な看板がひときわ目をひく店がある。9月25日にオープンした「三代目魚河岸 青木鮮魚店 鶴屋町店」だ。

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経営は「ワインバル青木酒店」などのローカル人気店を、横浜エリアで5店舗ドミナント展開するアサヒビヤーレストラン(横浜市神奈川区、代表取締役 青木康真氏)。代表の青木氏が、毎朝市場から仕入れる旬の鮮魚をいかした料理と30種類の日本酒を提供する。今回の出店で5店舗目となるが、あくまで地元密着型を貫く。代表の青木氏は「日常的に使ってもらえる“地元の居酒屋”であり続けたい」と話す。

同店の根幹ともいえる「旬の鮮魚」は、週5日、青木氏が横浜中央卸売市場に足を運び仕入れる。もともと精密機械のエンジニアとして働いていた同氏が、飲食の世界に飛び込んだのはなぜか。それは「5年前に他界した父親の存在が大きい」という。創業者の父親が体調を崩したのをきっかけに、28歳で入社。店長として現場に入った。そば店や和食店を経営する父親の背中を見て育った。「長靴をはいてトラックで帰ってくる父親の姿。それが私にとっての理想の経営者像なんです」と、早朝から市場に出向くのも、地元とのネットワークを何よりも大切にしていた父親の姿勢から学んだ。
調理場とカウンター席は1m弱ほど離すことで、客同士の落ち着ける空間を確保。さらに、背後からではなく、正面から酒や食事を提供できるというメリットも
「料理は旬のものをしっかり追いかけたいですね。魚は四季だけでなく、漁場によっても味わいが違ってくるんです。そういった細かな違いに合わせて、毎日メニューを一から考えています」。そのためには日々、業者から食材についての情報収集を怠らない。同店の看板メニュー「青木鮮魚店特選桶盛り」(2980円)は、毎朝市場で買い付ける新鮮な旬の刺身が8種類、桶に溢れんばかりに盛られ、コスパの高さに驚く。「本日の河岸より」のページには、「本鮪」(1200円)、「活鮑」(2500円)、など旬の魚が日替わりで約12種類並ぶ。刺身以外にも素材に合わせて煮付け、焼き、自家製一夜干しなども提案。合わせる日本酒は約30種類。先代から長い付き合いのある酒屋から、担当者がその時々で旬の酒を仕入れる。
名物「青木鮮魚店特選桶盛り」。その日の朝仕入れた、旬の鮮魚を存分に堪能できるメニューだ。「うちにきたら絶対食べてほしい一品です」と青木氏
築50年以上の昭和の旅館を改装した同店。「新築より高くつくと言われたけど、この雰囲気・風合いは新築じゃ絶対出せない。この街の古い建物の良さをいかしたかったんです。また、日常的に地元の方々に利用していただけるように、さまざまな利用動機に対応しています」と同氏。例えば、1軒目でしっかり飲食するならテーブル席や個室で、2軒目で酒メインならカウンター席で、宴会など大人数での利用なら小上がりで、と60坪・100席という広さをいかしきる。「地元密着型」を志向する同社のこだわりだ。
刺身だけでなく、「煮付け」も同店の人気メニューの一つ。旬の魚と季節の限定日本酒、その相性は絶妙。「限定日本酒 十四代各種」(0.9合、900円〜)
神奈川県出身の青木氏。横浜の魅力を「良い意味で田舎臭いんですよね。一般的に港町でひらけたイメージがありますが、みんな地元愛が強くて、人とのつながりが密だと感じますね」と語る。「チャンスがあれば横浜から二俣川あたりまでの範囲で、今後出店していきたいと思ってます。そのために、地元に愛されるしっかりした店作りをしていく必要がありますね」。スタッフも地元愛のつよい神奈川県出身者がほとんど。相鉄ジョイナスがリニューアルオープンし、ビジネスの一大拠点としてさらに注目度が高まる横浜。地域に深く根を下ろす同社のような飲食店が、地元の人だけでなく、遠くから訪れる人にとっても、さらに魅力的な場所にしていくことに期待したい。

(取材=望月 みかこ)
代表取締役 青木康真氏

店舗情報

アクセス:JR京浜東北線・根岸線・横浜線・東海道線、東急東横線、京急本線「横浜駅」から徒歩5分
営業時間:月〜金 17:00〜23:30
     土   16:30〜23:30、
     日・祝 16:30〜23:00
定休日:年末年始
坪数客数:60坪 100席
客単価:4000円
運営会社:株式会社アサヒビヤーレストラン
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