更新日:
2023年05月02日
0
お気に入り
プロジェクトスタートから2ヵ月で開催へ。「ジャパニーズラガーフェス 2021」担当者にお話を聞きました。
好評開催中の「ジャパニーズラガーフェス 2021」。このプロジェクトの担当者である、地原緑さんにお話を聞きました。
- ビアジャニ
- おいしいクラフトビールに出会うための情報メディア
「日本全国、300ぐらいのブルワリーに声をかけました。ブルワリーとのつながりはほぼゼロだったので、まず手作業でリストを作るところから始めました」
地原緑さんは笑いながら、あっけらかんと開口一番こう言いました。
彼女は、「ジャパニーズラガーフェス 2021」の責任者。株式会社favyメディア編集部に所属し、ふだんは記事の執筆や編集をしています。このプロジェクトを企画し、ブルワリーとの窓口も担当しました。
「プロジェクトチームのメンバーと協力しながら、連絡先が分かるところにはメールを出して、それでも分からなければフェイスブックなどで調べて・・・といった具合に、一醸造所ずつ個別にアプローチしました。『こんなイベントをやるんですが、ご参加いただけませんか?』と声をかけて、興味を持ってもらいました。知らない会社から突然連絡が来たにもかかわらず、お返事していただけたのはとてもありがたかったです。
ブルワリーの作ったビールは、賞味期限が比較的短いんです。それにも関わらず新型コロナウイルス感染拡大の影響で、作ったビールを大量に廃棄せざるを得ない状況になっていました。わたしが勤めるfavyという会社は“お店が簡単に潰れない世界を作る”ことを目指しています。このコロナ禍でクラフトビール業界に対して何かできることはないだろうか、と考えたのが開催のきっかけです。飲食店などでクラフトビールを飲むことはできなくても通販では買えますし、ブルワリーによっては、その場でテイクアウトできるところもあります。特定の場所に人を集めて“イベントを行う”ことはできなかったのですが、少しでもいいからクラフトビールが好きな人にブルワリーに足を運んでもらえれば、と」
プロジェクトのスタートが4月中旬で、フェスの開催が7月から。準備にかけられるのは、かなり短い時間しかありませんでした。しかもラガービール限定というくくりを設けました。
「ほんと、かなりスピーディー!でも、それがうちの会社のいいところなんです(笑)このイベントには、オリジナルのラガービールを作って参加したブルワリーと、既存の商品で参加したブルワリーが半々。通常、ラガービールは醸造に2ヵ月ほどかかるので、途中参加もOKという形でスタートしました。イベント開始のタイミングで11社の参加が決まって、正直ホッとしました。
ブルワリーからは、ラガーは作っていないという声や、エールなら参加したかったという声もありました。でも今回は敢えてラガーに絞ったんです。わかりやすく説明すると、大手のビール会社がメインで作っているのは、ラガービール。単純に考えれば、多くの国民に支持されているビールはラガービールということになりますよね。その一方で、クラフトビールのブルワリーがメインで醸造するのがエールビールなんです。
若干話はそれますが、日本のクラフトビールブルワリーは、国際的なビールのコンペティションでいくつも賞を獲っているんですね。そんな実力派のブルワリーが本気でラガーを作るとどんなビールになるのかを知りたかったというのもあります。いつか、クラフトビールの世界大会に“ジャパニーズラガー”というカテゴリが作られて、世界の人たちに日本のクラフトビールをもっと知ってもらえればいいなと思っています。このイベントが、そのきっかけづくりになれたら幸せですね」
ふだんは、あまりお酒を飲まないという地原さん。先ごろ10月24日まで開催されていた飲み比べイベントで、実際にいくつもビールを飲んでみたそうです。飲み比べてみて、またフェスを開催してみて、クラフトビールに対する印象は変わったでしょうか。
「ラガーというカテゴリでも香りが強いものや苦味が強いものがあり、ブルワリーごとの個性がすごく出るということに気付かされました。飲み比べることでいろいろな発見があり面白かったですね。
今回のプロジェクトを通じてブルワリーとのつながりができたので、これからも定期的にイベントもやっていきたいと思っています。オンラインを中心とした『ジャパニーズラガーフェス』は年末まで行われるので、次は来春あたりに開催できればいいなと思っています。テーマは何がいいですかね?いろいろアイデアを考え中です!」
「わたしはこうしたい」という思いがあり、制限がある中、試行錯誤して一から手づくりでプロジェクトを進める過程は、まさにクラフトビールづくりそのもの。そこに地原さんの熱意や自分たちとの親和性を感じたからこそ、いくつものブルワリーが、参加させてもらうよ、と手を挙げたのだと思います。
次のイベントに向けて、地原さんの構想は限りなく広がっていますが、今回の『ジャパニーズラガーフェス』は期限あり。12月31日までの開催です。気になるビールがある人は、お早めにご参加ください。
地原緑さんは笑いながら、あっけらかんと開口一番こう言いました。
彼女は、「ジャパニーズラガーフェス 2021」の責任者。株式会社favyメディア編集部に所属し、ふだんは記事の執筆や編集をしています。このプロジェクトを企画し、ブルワリーとの窓口も担当しました。
「プロジェクトチームのメンバーと協力しながら、連絡先が分かるところにはメールを出して、それでも分からなければフェイスブックなどで調べて・・・といった具合に、一醸造所ずつ個別にアプローチしました。『こんなイベントをやるんですが、ご参加いただけませんか?』と声をかけて、興味を持ってもらいました。知らない会社から突然連絡が来たにもかかわらず、お返事していただけたのはとてもありがたかったです。
ブルワリーの作ったビールは、賞味期限が比較的短いんです。それにも関わらず新型コロナウイルス感染拡大の影響で、作ったビールを大量に廃棄せざるを得ない状況になっていました。わたしが勤めるfavyという会社は“お店が簡単に潰れない世界を作る”ことを目指しています。このコロナ禍でクラフトビール業界に対して何かできることはないだろうか、と考えたのが開催のきっかけです。飲食店などでクラフトビールを飲むことはできなくても通販では買えますし、ブルワリーによっては、その場でテイクアウトできるところもあります。特定の場所に人を集めて“イベントを行う”ことはできなかったのですが、少しでもいいからクラフトビールが好きな人にブルワリーに足を運んでもらえれば、と」
プロジェクトのスタートが4月中旬で、フェスの開催が7月から。準備にかけられるのは、かなり短い時間しかありませんでした。しかもラガービール限定というくくりを設けました。
「ほんと、かなりスピーディー!でも、それがうちの会社のいいところなんです(笑)このイベントには、オリジナルのラガービールを作って参加したブルワリーと、既存の商品で参加したブルワリーが半々。通常、ラガービールは醸造に2ヵ月ほどかかるので、途中参加もOKという形でスタートしました。イベント開始のタイミングで11社の参加が決まって、正直ホッとしました。
ブルワリーからは、ラガーは作っていないという声や、エールなら参加したかったという声もありました。でも今回は敢えてラガーに絞ったんです。わかりやすく説明すると、大手のビール会社がメインで作っているのは、ラガービール。単純に考えれば、多くの国民に支持されているビールはラガービールということになりますよね。その一方で、クラフトビールのブルワリーがメインで醸造するのがエールビールなんです。
若干話はそれますが、日本のクラフトビールブルワリーは、国際的なビールのコンペティションでいくつも賞を獲っているんですね。そんな実力派のブルワリーが本気でラガーを作るとどんなビールになるのかを知りたかったというのもあります。いつか、クラフトビールの世界大会に“ジャパニーズラガー”というカテゴリが作られて、世界の人たちに日本のクラフトビールをもっと知ってもらえればいいなと思っています。このイベントが、そのきっかけづくりになれたら幸せですね」
ふだんは、あまりお酒を飲まないという地原さん。先ごろ10月24日まで開催されていた飲み比べイベントで、実際にいくつもビールを飲んでみたそうです。飲み比べてみて、またフェスを開催してみて、クラフトビールに対する印象は変わったでしょうか。
「ラガーというカテゴリでも香りが強いものや苦味が強いものがあり、ブルワリーごとの個性がすごく出るということに気付かされました。飲み比べることでいろいろな発見があり面白かったですね。
今回のプロジェクトを通じてブルワリーとのつながりができたので、これからも定期的にイベントもやっていきたいと思っています。オンラインを中心とした『ジャパニーズラガーフェス』は年末まで行われるので、次は来春あたりに開催できればいいなと思っています。テーマは何がいいですかね?いろいろアイデアを考え中です!」
「わたしはこうしたい」という思いがあり、制限がある中、試行錯誤して一から手づくりでプロジェクトを進める過程は、まさにクラフトビールづくりそのもの。そこに地原さんの熱意や自分たちとの親和性を感じたからこそ、いくつものブルワリーが、参加させてもらうよ、と手を挙げたのだと思います。
次のイベントに向けて、地原さんの構想は限りなく広がっていますが、今回の『ジャパニーズラガーフェス』は期限あり。12月31日までの開催です。気になるビールがある人は、お早めにご参加ください。
\ SNSでシェア /

- ビアジャニ
- おいしいクラフトビールに出会うための情報メディア
アクセスランキング

8/27〜『ケンタッキー』から“たまご好きのための”とろ~り月見シリーズ登場!
グルメライターAI

9/15・29は生ビール1杯100円に『白木屋』『魚民』などでセール開催
グルメライターAI

9/11〜無限パンケーキ&ホイップクリーム食べ放題が9日間限定で復活『ニラックスブッフェ』予約受付中
グルメライターAI

『かつや』で4種のフライが楽しめる「秋の海鮮フライ定食」が9/12から販売
グルメライターAI

9/16〜|『パンチョ』のナポリタンに濃厚チーズ月見をぶっかけ!卵黄で濃厚に味変も🍝
グルメライターAI
オススメ記事

新宿の新名所!ハシゴ酒から〆パフェまで、個性的な10店舗が集結したフードホール『reDine 新宿』
favy

〜9/14│牛すじとろける「特製ハヤシライス」が週替りメニューに登場!新宿『コーヒーマフィア』
favy

汐留|一貫88円〜注文◎銀座で修行した店主が目利きした極上ネタを堪能『横丁寿司 あおはな』
favy

【終了間近】ウーロンハイが1杯100円で飲めるのは今だけ!新宿『ネオヨコチョウ』へ急げ!
favy

【期間限定】厚さ約5㎝のふわとろフレンチトーストに「桃」が登場!木場『Raporu Tokyo』
favy
グルメイベント

無料イベント「とんかつベス豚グランプリ」9月に東京3会場で初開催!
9月17日(水)
〜
9月30日(火)

9/17〜『KFC』に「にんにく醤油チキン」が再登場!ガツンと感アップの“追いにんにく”ソースも仲間入り
9月17日(水)
〜

9/17〜『なか卯』の新作はウニ!濃厚「ウニ丼」とさっぱり「雲丹おろしうどん」が期間限定登場
9月17日(水)
〜

9/16〜|濃厚な卵黄に絡めて楽しむ2種のカルビ!『焼肉ライク』で月見焼肉を堪能
9月16日(火)
〜

9/16〜|ジャマイカ大使館お墨付き!松屋に「ジャークチキン」が限定登場!ビールセットも
9月16日(火)
〜