更新日:
2021年11月24日
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醤油味噌塩、あっさり濃厚…井手隊長認定の東京近郊で味わう全国の「ご当地ラーメン」8選
ラーメンは日本各地で独自の進化を遂げ、ご当地ラーメンとして土地土地で愛されています。この記事では全国47都道府県を食べ歩くラーメンライター・井手隊長が、東京近郊で食べられるご当地ラーメンの店を9つ厳選。スープと麺の組み合わせが無限の可能性を生むラーメンの世界の一端をぜひ味わってください。(2020年3月31日公開)
- favy編集部
ご当地ラーメンの代表格、札幌味噌ラーメンの元祖『すみれ』の熱々濃厚味噌ラーメン、都内近郊ならこの2店で

▲『すみれ』の「味噌ラーメン」900円(税込)
様々なスパイスの効いた濃厚スープにコシの強い麺、さらに表面を熱々のラードで覆った味噌ラーメン。誰もが思い浮かべるスタイルの「札幌味噌ラーメン」の元祖が『すみれ』。
その『すみれ』の道外唯一の店が『すみれ 横浜店』。
その『すみれ』の道外唯一の店が『すみれ 横浜店』。

▲『大島』の「味噌ラーメン」800円(税込)
江戸川区船堀の『大島』はなかなか暖簾分けしないことで知られる『すみれ』の関東初の暖簾分け店。
『すみれ』譲りの厚みのあるスープを更に進化させ、得も言われぬ奥深さを演出。東京都内で食べられる基調な本物の1杯です。
『すみれ』譲りの厚みのあるスープを更に進化させ、得も言われぬ奥深さを演出。東京都内で食べられる基調な本物の1杯です。
ダシがないのになぜか旨い!都内で竹岡式ラーメンなら三軒茶屋『らーめんラブル』

▲「竹岡式ラーメン」700円(税込)
出汁をとらず、麺には乾麺を使用。スープは、醤油ダレに麺茹でに使用した湯(またはただのお湯)を入れるのみ。なのに、チャーシューの煮汁を醤油ダレとして使っているので肉のうまみがこれでもかと溶け込んでいる……そんな特徴的な製法で知られるのが千葉の「竹岡式ラーメン」。
その旨さに衝撃を受けて東京都内で竹岡式を出しているのが三軒茶屋の『らーめんラブル』。メニューには竹岡式ラーメンをはじめ、勝浦タンタンメンなど千葉のご当地ラーメンばかりと、千葉県愛の強さがにじみ出ています。
その旨さに衝撃を受けて東京都内で竹岡式を出しているのが三軒茶屋の『らーめんラブル』。メニューには竹岡式ラーメンをはじめ、勝浦タンタンメンなど千葉のご当地ラーメンばかりと、千葉県愛の強さがにじみ出ています。
豚×醤油×生姜がDNAレベルで美味い『長岡生姜醤油ラーメン』、東京都内ならこの2店で

▲『青島食堂』の「青島チャーシュー」900円(税込)
豚の旨味あふれるスープに濃口醤油と生姜が効いた、新潟県長岡市発祥の「長岡生姜醤油ラーメン」。
その元祖店『青島食堂』が嬉しいことに東京・秋葉原に支店を開いています。
その元祖店『青島食堂』が嬉しいことに東京・秋葉原に支店を開いています。

▲『我武者羅』の「生姜醤油ラーメン」750円(税込)
もう1店は幡ヶ谷の『我武者羅』。新潟出身の店主が作り出す生姜醤油ラーメンは、意外にも「懐かしい東京ラーメンの味」として中高年層に人気だとか。かつての東京には生姜の入ったラーメンが結構あったそうです。
山形・赤湯『龍上海』の余ったスープで作る味噌汁から誕生した「辛みそラーメン」、都内近郊ならこの2店で

▲『龍上海』の「赤湯からみそラーメン」900円(税込)
煮干の効いたあっさりめの味噌ラーメンに浮かぶ「からみそ」。「山形赤湯ラーメン」は山形県南陽市の旧赤湯町を中心に広がるご当地ラーメンです。
その元祖は昭和33年創業の龍上海。ご当地でも行列必至の名店のラーメンは新横浜ラーメン博物館でも食べられます。
その元祖は昭和33年創業の龍上海。ご当地でも行列必至の名店のラーメンは新横浜ラーメン博物館でも食べられます。

▲『田中そば店』の「山形辛味噌」880円(税込)
山形赤湯ラーメンは都内を中心に12店舗を展開する『田中そば店』でも食べられます。
スープは煮干ではなくゲンコツがメインですが、煮干しと甲乙つけがたいお味。本家と同じく、辛みそを溶くほどに味わいが変わる不思議なラーメンです。
スープは煮干ではなくゲンコツがメインですが、煮干しと甲乙つけがたいお味。本家と同じく、辛みそを溶くほどに味わいが変わる不思議なラーメンです。
豚骨醤油に豚バラと生卵…すき焼き風味がご飯によく合う「徳島ラーメン」、都内ならこの2店

▲『うだつ食堂』の「肉そば(並)」900円+「生卵トッピング」100円+「めし」100円(すべて税込)
徳島ラーメンの典型と言えば、豚骨醤油に甘く煮た豚バラに生卵を合わせる、いわばすき焼きのような風味のラーメン。ご飯がとても合うのでガッツリ食べたい人にはピッタリのラーメンです。
その徳島ラーメンを東京都内で食べるなら、まず勧めたいのが早稲田の『うだつ食堂』。
学生が多い場所柄もあってか、入れ替わりの激しい早稲田で20年続く老舗です。
その徳島ラーメンを東京都内で食べるなら、まず勧めたいのが早稲田の『うだつ食堂』。
学生が多い場所柄もあってか、入れ替わりの激しい早稲田で20年続く老舗です。

▲『中華そばJAC』の「JACラーメン」900円+「ライス」100円(ともに税込)
高円寺の「中華そばJAC」は新たな徳島ラーメンというべき洗練された一杯を提供しています。
濃厚豚骨に醤油ダレ、豚バラ肉など基本に忠実ながらも、その仕事ぶりは丁寧。途中ですだち果汁を入れて味変すれば、素朴な徳島ラーメンとは一線を画す風味を味わえます。
濃厚豚骨に醤油ダレ、豚バラ肉など基本に忠実ながらも、その仕事ぶりは丁寧。途中ですだち果汁を入れて味変すれば、素朴な徳島ラーメンとは一線を画す風味を味わえます。
新潟・燕三条ラーメンを全国区にした『らーめん潤』は煮干&背脂ラバー必食の1杯

▲「中華そば」760円(税込)
燕三条ラーメンは新潟県の燕市や三条市エリアに広がるご当地ラーメン。
煮干がビシッと効いたスープに背脂をたっぷり浮かせ、合わせるのは極太麺。その上に刻みタマネギが乗っているのが燕三条スタイルです。
そんな燕三条を東京で味わえるのが亀戸と蒲田に店を構える『らーめん潤』。
燕三条ラーメンの知名度を上げた、背脂好き御用達の名店です。
煮干がビシッと効いたスープに背脂をたっぷり浮かせ、合わせるのは極太麺。その上に刻みタマネギが乗っているのが燕三条スタイルです。
そんな燕三条を東京で味わえるのが亀戸と蒲田に店を構える『らーめん潤』。
燕三条ラーメンの知名度を上げた、背脂好き御用達の名店です。
「あっさり」か「濃厚」か。東京で食べる津軽煮干しラーメンの嬉しくも悩ましい二面性

▲左「あっさり」700円/右「ごくにぼ」900円(ともに税込)
津軽煮干しラーメンは青森県津軽地方で食べられ、陸奥湾で水揚げされるイワシを使う「津軽そば」がルーツとされるご当地ラーメン。
基本的にあっさり系で、煮干しの旨味と香りがしっかり感じられる奥深いスープが特徴ですが、近年ブーム化しているのが「濃厚系」です。
大量の煮干しのスープに動物系で厚みをつけドロドロに仕上げたもので、高い中毒性で人気となっています。
そのブームの立役者が『長尾中華そば』。青森をベースに店舗展開し、2018年に神田に進出。「あっさり」か「濃厚」か、煮干しファンを日々悩ませています。
基本的にあっさり系で、煮干しの旨味と香りがしっかり感じられる奥深いスープが特徴ですが、近年ブーム化しているのが「濃厚系」です。
大量の煮干しのスープに動物系で厚みをつけドロドロに仕上げたもので、高い中毒性で人気となっています。
そのブームの立役者が『長尾中華そば』。青森をベースに店舗展開し、2018年に神田に進出。「あっさり」か「濃厚」か、煮干しファンを日々悩ませています。
豚骨なのにあっさり味で再注目の鹿児島ラーメン、都内で食べるならやっぱり『ザボン』

▲「ザボンラーメン(醤油)」850円(税込)
九州の豚骨ラーメン文化はその多くが久留米ラーメンの影響を色濃く受けていますが、鹿児島ラーメンは沖縄からの影響も見られるなど、独自の発展をしてきたラーメンです。
東京都内の鹿児島ラーメンの代表店といえば、神保町と立川「ラーメンスクエア」に立て続けに新店をオープンした『ザボン』。歴史的にあっさり豚骨を提供してきた『ザボン』に再び注目が集まっています。
東京都内の鹿児島ラーメンの代表店といえば、神保町と立川「ラーメンスクエア」に立て続けに新店をオープンした『ザボン』。歴史的にあっさり豚骨を提供してきた『ザボン』に再び注目が集まっています。
ひとつの都市で全国のご当地ラーメンを味わえる幸せ
ご紹介したのは井手隊長「厳選」のお店で、東京近郊にはご当地ラーメンの店や支店がまだまだあります。近場で日本中の名物を味わえる喜びを噛み締めつつ、お気に入りのご当地の味を見つけてください!
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- favy編集部
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